「南相馬の猫おばさん」こと吉田さん



原発から17km、南相馬市小高区を拠点に

今も飢えに苦しむ多くの動物たちのために

ご自身も大変な生活の中で活動をしている方なのです




お顔も声も行動も

それは。。。それは。。。   とってもお優しい方でした




私も数カ所のボランティアに行きました





そこでのトップの方に全員お逢いしている





考え方の違い

救出方法の違い

個性。。。





違って当たり前だよね




この吉田さん

私の知る中では

「奇跡のりんご」 木村さん

「特攻の母」  鳥濱トメさん

歳も同じ頃ではないかなぁ~・・・


似てるなぁ~~~って感じです  (あくまでも私の印象)




吉田さん一人で初めた活動

今は全国から支援の輪が広がっています




初めて会う私にも優しかった

もちろん一緒に活動しているボラの方々にも気を使う

そして  なんせ残されている猫にとっても優しい。。。




青い空に絵を書こう



左側にある白い箱

ダンボール食堂

雨や雪から餌を守ってきました

猫を見かけると、缶詰めを食べさせてあげたいとその横に置きました

空になっている餌袋は回収

箱には吉田さんの携帯番号が書かれてある





「住民の方に迷惑はかけられない」





住民の方に迷惑となることは、猫の命に繋がること




庭先に置かせていただいた餌

今では許可が下りないことを聴いた



猿、イノシシ




餌を求めるのは猫や犬だけではない

だから救いたいと思っている小さな命がそこにあったとしても

全体を考え、心を鬼にすることもある





受け入れてくれる所があれば保護出来る

一匹でもいいから受け入れてくれれば。。。。




吉田さんが猫たちを想う優しさが伝わる



汗をびっしょり背中いっぱいにかき

履かれているズボンは当て布が手で縫われてあった




ズボンが買えないのかなぁ。。。

心によぎる



ズボンを買うお金をガソリンや餌代に回しているのかもしれない

吉田さん自身が被災者なのだから。。。



ご高齢な吉田さんがいつまでこの活動を続けるんだろう・・・





そして印象に残るのは吉田さんをはじめ、ボラ経験の長い方

マスク、長靴を暑い中でもしていた





青い空に絵を書こう



福島に入るとところどころで目にする放射能測定器

やはり山の中は高いことを、吉田さんは教えてくれた

まだまだ報道されていないような高い所もあるらしい




南相馬は今は入ることは出来ても、まだ宿泊は許されていない所





朝を想像してほしい

信号はついている

建物もすずめやカラスもいる

けど、昼間でも人はいない   (ところどころにはいらっしゃる)

車も通らない

し~~~~~~~~んとしている街




ある綺麗な玄関先

綺麗な花がさき、ツバメが巣を作り戻ってきていた





けど、この家には人がいないのである




なんでこんなことになっちゃったんだろう・・・




青い空に絵を書こう



ここに住んでいた子はどうしているだろう。。。




私はアホだから原発のことはよく知らない

電気も沢山使うし、必要なものに違いない




けど、このお化けみたいな原発の処理方法がわからないのに

再稼働してもいいのかなぁ~。。。。って




せめて解決策があるならいいけど




こんなものを自分たちのこども、その孫。。。。

ずっ~と先の未来に残してもいいのかな。。。。




少し昔の生活に戻れば、子供たちに優しい何かを残せる気がする

私は考えが甘いのかな・・・