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診療情報管理士 認定試験 (専門編)

さて、2月13日に診療情報管理士の認定試験が行われました。

備忘録として、試験のことを書いておきたいと思います。


余裕がなかったので、思い出せる範囲でになりますが・・・


※編入生なので、基礎科目は受験していません。


感想としては、広く浅い学習が求められるということ。

テキストを読んで、大体のところを理解しておくと良いと思います。

私はリポートもやりましたが、リポートほど細かく難しいところは問われず、

基礎的な問題が出題されている印象を受けました。


また、選択肢の中には明らかに間違っているものが散見され、常識的に切れるものもありました。


以下に、出題範囲を覚えているだけ挙げておきます。


専門


50題 5択

制限時間: 1時間


1章


各専門職の役割(e.g. 救急救命士が行える処置)

業務独占資格

HIMのつづり

海外のHIM教育機関

医療圏

日本の医療制度の特徴(国民皆保険制度)


2章


プロセスの定義

組織の三つの要素(共通目的、協働意思、コミュニケーション)

医療過誤と医療事故

Donabedianの構造・過程・評価

peer review


3章


評価医療と選定医療の内容

DPCによる包括支払い(1入院あたりか1日あたりか、退院時処方も含まれるか)

DPC制度の1日あたり点数の設定(テキストの図を理解しているかを試す)

診療録の記載事項を定めている規則は?


4章


診療情報の形態的分類(コード情報、図形・波形情報などの区別)

診療情報の特性(欠損値が多い、可変長であるなど)

放射線部門システム(PACS,RIS)

電子カルテシステム(電子カルテには真正性・見読性・保存性が必要)


5章


計算問題(カイ二乗検定の期待値を求める)

間隔尺度であるものを選ぶ

各グラフと散布図の特徴

平均在院日数の式からわかること(在院患者延べ数/(新入院患者数+退院患者数)÷2)

有意水準の定義(第一種の過誤と第二種の過誤の違いを理解しておく)


6章


医療事故に伴う責任

OECDのプライバシーガイドライン8原則

POMR


7章


診療情報管理委員会で検討する事項

入院診療計画書(医療法で作成が義務付けられているか否か)

コ・メディカルの記録(服薬指導記録はHIMの管理の対象か)

ターミナル・ディジットファイリング

がん登録


8章


原死因(一般原則に従った場合、死因となる疾患を表から選ばせる)

ICD-Oの構造

ICD-10の分類軸(多軸的)

大分類(アルファベッド)と部位の対応(Jは何を表すか?など)

剣印・星印のダブルコーディングで死因として優先するのはどちらか


このほか、4疾患5事業の4疾患の内容を問う問題も出ました。



自己紹介

はじめまして。


発達障害当事者のpapapandaです。

2010年末に退職後、現在は自宅で勉強中です。

診療情報管理士の資格取得を目指しています。)


看護師免許を持っていますが、障害の特性上、現在は活かすことが

出来ていません。


2009年10月、31才の時に「広汎性発達障害」の診断を受けました。


臨床心理士さんの見立てでは、LD(学習障害)もあるようです。


小さな頃からとても変わった子で、友達と遊ぶよりも一人遊びが好きな子でした。


私の様子がおかしいことに気がついた保育士さんが、保健所で受診を勧め

検査を受けましたが、IQが正常範囲であったことから、

「問題なし」とされ、その後健常者として生きてきました。


しかし、他人に関心が持てず、自分勝手な発言や行動を行う私は

学校生活に馴染むことが出来ず、対人恐怖症と、うつを発症。


努力を重ね、何とか大学を出ることはできましたが、社会には私の居場所は

ありませんでした。


今は、高機能自閉症を持つ主人と暮らしています。


現在の私の願いは、障害に何とか折り合いをつけ、少しでも社会貢献を

していくことです。


このブログでは、私が再就職するまでの足取りと、

障害と闘っていく(というと大げさかもしれませんが・・・)過程、診療情報管理士合格

までの過程をつづっていきたいと思います。


よろしくお願い致します。







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