大衆演劇や任侠映画、昭和の香りがプンプンする商店街など、
大阪の街の中でも最も庶民らしく過ごせる太子・山王。
かつての娯楽・生活空間が近年は中国カラオケ居酒屋や、
長屋を改装したゲストハウスなどの新しい動きが広がり、
昭和の面影が少しづつ消えかかっています。
オーエス劇場、飛田東映跡を巡って
シャッター通を西に向かい
今池本通商店街を左(南)に曲がり
中国カラオケ居酒屋を右(西)に曲がり
日当たりの悪い裏路地を進み
廃屋感が漂う所を右(北)に曲がると
裏路地の突き当りに小さな鳥居が建っています
松乃木大明神と言って地元の室土氏が明治34年(191)に
建立した神社なんだそうです
(詳細は未確認です)
境内中央に松乃木大明神の小さな祠があり、
祠の左側に江戸時代中期の浄瑠璃作家
近松門左衛門の巨大な碑があり、
その中央に
神社創建時に遊芸関係者の拠金で、三味線の胴に貼る
猫の供養のための塚が建立されてます。
毎年11月22日23日の両日近松猫塚芸能祭が
開催されているそうです
猫が化けてこんうちに松乃木大明神を下座し、
元の今池本通商店街に戻り
山王市場通商店街の方に…(´;ω;`)ウッ…
行こうと思ったんですが
この先は
飛田新地(旧飛田遊郭)
観光地でないので写真撮影は禁止
山王市場通商店街から北に戻って大阪メトロ
御堂筋線の動物園前駅に戻って来ました。
長々と新世界、山王のおじさんぽ
お付き合い有難とさんです