音楽と共に-人生はいつも映画が教えてくれた | K大生の育て方

K大生の育て方

気が付いたら息子がK都大学に入学していた(@_@;)
たぶん一番安上がりで合格した自信がある。
特別な何かをしてやった訳ではないけど、
子育てやその周辺について、旅の話などをつぶやいてます。

映画音楽の巨匠エンニオ・モリコーネ氏が亡くなった。
この人の音楽ほど映像と結び付いた映画音楽は無いんじゃないか?

モリコーネ氏自身は嫌いだったというマカロニ・ウエスタン
乾いたあのテーマ曲を聞くとつい腰の拳銃を抜きたくなる。

死刑台のメロディ
Mr.レディMr.マダム
ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ
アンタッチャブル

そして忘れてはいけない
ニュー・シネマ・パラダイス
軽快なメロディでトトとアルフレードの懐かしい思い出が蘇る。
あんなに全てがシンクロした映画は無いんじゃないかな?


で、アルフレードがトトに語る兵士と王女の物語

王女に恋した兵士は王女の言葉を信じて100日間バルコニーの下に佇みます。

雨の日も風の日も雪の日も兵士は佇み干からびてボロボロになります。

そして、100日を前にして99日目に兵士は去って行きます。あと1日だったのに??


アルフレードは答えは分からないと言う。

トトは自分の答えを求めてエレナの窓の下に毎夜通う。

そしてエレナと心が通じ、そして別れがやってくる。

トトは99日で止めれば王女をずっと待ち続けられる。王女を好きなままでいられる。と言う。


このおとぎ話の謎が何十年も腑に落ちなくていたんだけど、ある日テレビてトゥーランドットを観ていて「あ!」っと気付いた。

あのおとぎ話はトゥーランドットだったんだ!


カラフ王子はトゥーランドットに選択権を与え自分の命を預けた。

兵士も王女に選択権を与えて去って行ったんだと。


愛は強要するものでもされるものでも無い。