還暦からの出発 遅れてきた老年 | 加納有輝彦のブログ

還暦からの出発 遅れてきた老年

 

先月、いとこ会の事を投稿しました。

卒寿の叔母と、米寿の叔父を祝いました。

その時、司会者から

あとこの中に二人(数え年で)今年、還暦を迎える者がいます。今は、満年齢でしょうから実際は来年ですが。

 

えっ?誰のこと?

 

有輝彦君と〇〇君です。

 

 なんと、私ともう一人同年の従兄弟の名前が呼ばれました。

 

「自分が還暦?」

 

 全く意識していませんでした。びっくり仰天?

 

特に私は、若い頃は一時期出家して還俗。その後約20年民間会社に務め、2009年、再び、途中退職して政治の道に入りましたので、いわゆる一つの会社を勤め上げ定年を迎え、年金生活に入るというような「正規の道」からドロップアウト(笑)した人間です。現在、もちろん民間で仕事をしておりますが、アウトローとしては、生活を支えるために精神的にはいわば「その日暮らし」の連続(笑)で、自分の年齢の事など考える暇もなかったというのが事実です。

 

 だから、還暦って聞いて、誰の事?ってわけです。まあ、忙しい皆さんも同じだと思いますけど。

 

 そこで、改めて南原宏冶さんの「還暦からの出発」を、振り返ってみたいと思いました。

 

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1988年、大川隆法総裁から南原宏冶氏に寄せられたメッセージ

 

『俳優という職業柄を考慮して考えるに、丹波哲郎氏以上の光の資質があなたにはあると思う。還暦からの 出発、まだ遅くはない。足りないのは努力だけ。 著書に、演劇に、講演に、光の芸術を展開して欲しい。』

 

 そうこの時、南原さんは、満61歳。

 

 この時、南原さんは、自らの心境をこう記しておられました。これに対する大川総裁のコメントが上記のものというわけです。

 

『私の大きな殻の発生の要素は、大川総裁に教わった人・時・ 処の中の”時”である。待てないのです。あせるのです。

俺がやってみせるぜと眼光鋭く、肺腑をえぐる様な批判、 言動をはいて墓穴を掘ってしまうのです。

 

 どうも、寛容さ、感謝報恩というものが字面だけわかって身に付いていないのです。・・・・わたしの場合大殻をいっときも早く洗い流さないと、年齢と共に固定化し「肉付き面」になっては取り返しがつきません。

 

 つまり遅れてきた老年なのです。

 

 ならば、零と平凡に加えて愚鈍からの愚直からの出発を始めよう・・・・。

 

 大阪講演会(1988.5「ユートピアの原理」)では、会員になって初めて泣きました。 自らの内なる心の変革を決意しなくては、何のユートピアぞ、 私の心は打ちふるえ、私は変わり始めました。

 この日から志を新たにし、天之御中主之神の力強い「新生」に鞭打たれ、第2の人生を歩むことを決意したからです。

・・・・・・・・・

 例えばこういう夢が描けます。幸福の科学の教えは空前のものですから、会員一人一人すべての職業、分野に亘って、誰もが生涯中に一冊の本が書けるはずです。私なら「新俳優修業」。

 つまり俳優演技の世界的教本である、スタニスラフスキーの「俳優修業」には、いちばん肝心の俳優並びに役に於ける心の解明、探究がなされていません。

 このように考えて参りますと幸福の科学で真理を学ぶと限りなき情熱、夢が次々と展開されてきますが、、、。

 先ずは女房と共に二人で徹底的に切磋琢磨の中で、運命を開拓して行きたい。

 草薙剣の勇気を持って、平凡な日々を愛の心をもって、幼児のような素直な心で、夢を見続けたい、自分造りの愚直な出発の中で・・・・。』

 

 

その3年後、1991年の南原さんの言葉

 

「私はこの10年以内に、早いうちに龍馬を乗り越えよと大川総裁先生から命題を与えられておりますけど、

やっぱり龍馬っていうのは、 やはり大きいなあ~、非常に大きい。 それを早く、一日でも早く、一年以内、二年以内、 三年以内に私が乗り越えるか、 乗り越えないか、 私の今、命題になっております。」

 

 

10年後、2001に、南原さんは帰天されました。

 

 なるほど、10年というのは、南原さんに与えれた地上での残り時間のことだったんですね。

 

我々一人一人にも与えられた残り時間は有限です。

 

 もう一度、新たな出発を。

 

 ※写真は、昭和45年度日活作品「戦争と人間;第1部”運命の序曲”(前編)」の南原宏冶さん:少年は、十八代目中村勘三郎(五代目勘九郎)当時15歳  

 勘三郎さん可愛いです。いまはこの世を去り、六代目勘九郎が活躍していますね。諸行無常。諸々の事象は過ぎ去る。怠ることなく修行を完成させよとの仏陀の声が響きます。

 

 

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