墓場まで持っていった・・・山本直純「交通違反事件」 | 加納有輝彦のブログ
2019-03-26

墓場まで持っていった・・・山本直純「交通違反事件」

テーマ:ブログ

 先日、BSTVで山本直純氏の特集番組が放送されていた。
山本直純氏といえば、私の世代にとっては、テレビでお馴染みだった方。
 少し前、建築家フランクロイドライトの帝国ホテルの事を少し書きましたが、山本氏がライトの設計した自由学園の学び舎で学ばれたという事でも興味があった方。
 ライト設計自由学園の学び舎は、山本氏を始め、世界の小澤征爾他、音楽の天才、異才を多数輩出している。
 優秀な数学者を多く出ているインドのある地域の特徴は、その地の寺院建築が美しい・・・なんていう事を読んだ記憶がありますが、美しい建築は、いろんな才能を啓発するのかもしれません。

 番組内で、1978年の山本直純氏の事件にも触れられた。
山本氏運転の無灯火の車が、警察官の制止を振り切り逃走したという事件。しかも山本氏は、無免許運転。
公務執行妨害、傷害、道路交通法違反の容疑で書類送検され、山本氏は記者会見を開き、「今後一切のテレビ番組等降板する」とし、2年近くの謹慎生活に入った。

 今、ピエール何某のコカイン摂取の問題で、損害賠償が何十億云々と言われているが、当時の山本氏もレギュラー番組等、幅広く活躍されておられ、その損害はかなりのものだったと思われる。

 

 番組では、山本氏と親しかったさだまさし氏がこの件について驚くべき事実を語った。

「もう、お話してもいいと思いますので・・・実は、あの時、実際に運転していたのは、山本直純氏本人でなく、奥様だったんです。奥様をかばいたい気持ちで・・・山本氏は、墓場まで持っていかれました。」

 実に、40年間の沈黙を破ってさだまさし氏が真実を語ったのであった。

 今は、文春砲の時代。
色、カネを金に換える「文春砲錬金術」の時代。

 墓場までもっていくどころか、おカネに換えるために、近しき人を裏切り、タレこむ時代である。

 なるほど、墓場まで持っていった山本直純氏もあっぱれだが、その事を40年間語らなかったさだまさし氏の品性にも心打たれるものがあった。

 ユーチューブ等の出現により、庶民が表現手段を獲得した事は、素晴らしいことと思う。
 大マスコミが黙殺して語らない真実を提供する「知識人」のプラットホームにもなっている事は素晴らしい。
 戦後、長らく日本人が禁忌としてきた「中国の人権問題」等が、ユーチューブ等の媒体により国民が広く知るところとなった。

一方で宏洋なるユーチューバのように何もかも露出する、露出度を競うが如き、品性の下落は憂うべきことと思う。
 露出されることが至上命題で、目的化され、人生そのものが手段となってしまった。
人生、日常が、ユーチューブ等に投ぜられるために存在しているかのようだ。
 しかもユーチューブに投ぜられるものは、カネに変えるための(再生回数を増やすための)刹那の下劣な刺激のみ。
 まさに、玩物喪志とはこのこと。
 刺激の特徴は、徐々に飽きてくるのである。
本物は、徐々に徐々に味が出て、見飽きることはない。

 人は愛を用意してのみ「認識」が許されたはず。
愛を排除し、憎悪でもって「認識」するとすれば、それはちょうど戦後日本の歴史観のように、悪魔の所業であろう。

 墓場まで持っていった山本氏、40年間、沈黙を守ったさだまさし氏に、文春砲が公人を次々と「粛清」するかの如き現代にあって、忘れ去られた上質な品性というものを感じた。

 沈黙の価値を改めて考えたい。
 
フランクロイドライト氏設計 自由学園

 

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