御破算で願いまして | 加納有輝彦のブログ
2019-02-10

御破算で願いまして

テーマ:ブログ

 選挙に当落はつきもの、落選時にご支援して頂いた方に与える「落胆」「がっかり感」・・・これが何より申し訳なく思うところのもの。私なぞは、数限りない落胆を与え続けてきた人間である。


 わが党をご支援して頂ける方は、皆、手弁当精神の権化のような方々ばかり。その「純情」「赤心」「真心」を思えば、なお一層その感は深まる。


 人によっては「途方もない無力感」を与えて来たと思う。皆、いい人ばかりなので本来なら「罵声」の一つや二つ飛んでもおかしくない状況ではあるが、それを耐え偲んでご支援を続けて下さっている。


過去わが党に熱烈にご支援頂いたある御方からは本音として「御党に対する『熱』は冷めてしまったが・・・」と言われながら、今回もご支援頂いた。

ここまで来ると、もはや政策、イデオロギー云々を超えて「情」そのもの、「激烈な人情」による紐帯のなせる業。温かい人の情に感動を覚える。
 

 

 自分の事は、自分自身で落とし前をつけることができる。それはある意味たやすい事。例えば、自分自身がある資格試験を受け、不合格となったような事に対しては、自分自身で完結している。

 

 選挙は多くの人々の汗、浄財によって行うもの。人々、世間をも巻き込む。候補者、「選対」は、公人・「公益団体」となる。

 

実は、過去、国政選挙に何度も挑戦したが、今回、地方選に初チャレンジして、その高密度の接近戦ゆえ、「公」の感覚は、接したお一人お一人のお顔、願いと共に、より一層深まった。

 

国政、とりわけ参議院選挙は選挙区が広すぎて有権者お一人お一人との関係は、広く浅いものとなり抽象化される。

 

 一方、地方選は、有権者お一人お一人のお顔、笑顔、お手を振って下さった姿、握手した時の手のぬくもり、そして託された「願い」・・・どれもこれも緊密で、抽象化されるものではない。

落選により託された「願い」が棚上げとなった。よって「公的責任」をより一層感じるのである。

 地方選を透過しなければ、地方選の試練を透過しなければ、政党は真の意味で「公党」となり得ない。
初の地方選の挑戦で体感した次第である。

 

 

 振り返れば、2009年以降の戦いは、「神々の政治参加」「神々の政治活動」そのものであった。これも歴史的必然であった。

 

神々の政治参加を、政治的には素人の弟子が力を合わせ地上で推し進めた。

大いに国論に影響を与えたという点では、成果があったことは事実。

しかし、選挙の当落に関しては、神々の力をもってしてもある意味「無力」であった。

地上の人間の自治に、神々といえども介入はできない。


 地上という「治外法権」の地における選挙は、地上の人間が責任をもって遂行していかなければならないという当たり前の真実を恥ずかしながら、地方選を戦って強く自覚したのである。

 国政選挙においては、神々から天下った「政策」に関して感応して下さる「読書人」「インテリ」層が一定数おられ、そういった方々からの熱いご支援が政治活動の原動力ともなった。
 

 しかし、地方選では、そもそも地方政策から自分たちで地方の課題を抽出し、創造するところから出発する。
人間力がより一層ためされることになるのだ。

 

 今回の地方選、私個人の心の中で、立党以来の政治活動の総決算というような気持ちで臨んだ。もっといえば、区切りとして個人的には終止符を打つ気持ちもあった。

ところが、実際に初めての地方選を戦ってみて、豈図らんや過去10年の活動ご破算で願いまして、ゼロからスタートを切るという、これからが本番という、まったく新しい地平に立つ心境となったのである。


世俗的には、私個人の中で「解党的出直し」の決意といえなくもないが、もっと清々しい気持ちである。

 選挙前の私の心境を思えば、まさに「コペルニクス的転回」であった。

行動して初めて得られた地平である。

頭では開けない。

行動が開くのだ。

 

 陽明学的悟りなのかもしれない。

 

 地方選という試練を透過して、地方選という試練を重ね重ねて初めて政治団体は、公党となる。

本年の統一地方選、そして参院選の流れの「歴史的使命」を頭でなく、心と体で覚った次第であります。

 

写真は、わが国の陽明学の祖でもある熊沢蕃山とご縁の深い矢内筆勝党首(当時)との街宣。

新たな地平に立つ私は、幾分陽明学的気分(気概)の中にいる。

 

 

 

 

 

 

 

にほんブログ村 政治ブログ 保守へ
にほんブログ村

幸福実現党 岐阜県本部 加納有輝彦さんをフォロー

ブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になります

コメント

[コメントする]

Ameba人気のブログ

Amebaトピックス