ひっそりと佇む昭和史 | 加納有輝彦のブログ
2019-01-11

ひっそりと佇む昭和史

テーマ:ブログ

 家内とある家の前を通りがかった。


「この家の人は、103歳のご婦人。いま、お住まいかしら・・確か伊藤律さんの妹さんだったと思う。」

 

 そういえば、以前、チラッとその話は聞いたことがあったが、すっかり忘れていた。

 

 このご婦人のご子息は、よく存じ上げている方で、その足で訪ねてみた。

 件の103歳のご婦人は今もお一人でお住まいだという。毎夕、訪ねているという。

 

伊藤律氏の話にもなった。

 その神童ぶりは物凄いもので、当時、旧制岐阜県立恵那中学4年生終了時、飛び級して第一高等学校(現東大教養学部)に入学したという。(旧制中学は5年制)

 

 伊藤律・・・私の世代だと現代史の教科書に載っていた名前。ゾルゲ事件発覚の端緒となった人物と言われていた。

 スパイとして日本共産党除名処分。

戦後、中国で約30年間獄中生活を送り、1980年帰国した。

 当時、伊藤律氏が中国で生存していて帰国するという事は、横井庄一氏や小野田 寛郎氏のように驚きをもって迎えられた。

 

 近年、実の息子さんによる名誉回復を願った手記が発刊されている。

『父・伊藤律 ある家族の「戦後」』

 

 多方面から名誉回復の運動がなされていたようで、伊藤氏をスパイとして記述した松本清張の『日本の黒い霧』などにも特別な注釈が追加されているようである。

 

 いずれにしても実の妹さんがご近所に103歳でご健在とは、昭和史そのものがそこに在るように感じられ、ある種の感慨を抱いた次第であります。

 

 思想信条の是非は横に置き、当時は、インテリの多くが共産主義に傾倒した事は確かだったようで、その流れが旧帝大を経て現代にも繋がっている。

 

 幸福実現党の得票が、特に旧帝大が存在した都市において厳しいという現実は、その証左でもあるような気がしています。(笑)

 

見慣れた風景の奥に、昭和史がひっそりと佇んでいた。

 

 

読者の多くが当時の日本共産党の「残酷さ」「酷さ」に怒りを覚えるという。

 

 

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