加納有輝彦のブログ
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2019-05-27

『映画「哲人王」~李登輝対話篇~』試写会に参加して

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美しい映画でした。感動で、いつものことですが、長文のレビューとなってしまいました。

 

 昨日、名古屋伏見ライフプラザで開催された『映画「哲人王」~李登輝対話篇~』試写会に参加いたしました。

国連のサイドイベントでも短編が上映された当映画の日本最初の試写会が昨日だったとの事。東京、大阪、福岡等より先に名古屋で上映とは、スタッフの皆さんの努力、熱意の賜物だったということですね。加藤丈織「哲人王アンバサダー」をはじめ、スタッフの皆様に感謝です。

 

 もちろん、私も初めて観ました。

月並みな表現ですがとても感動しました。

 上映後、園田監督自身の言葉、「私は美しい映画を作りたい一心なんです。」

これを聴いて、この映画への理解がさらに深まりました。

 

園田監督の祖父が戦前、台湾総督府にて奉職しておられたことが縁となり、この映画が生まれました。

 

「李登輝」という固有名詞が冠されているだけで、即それは「政治色」を帯びます。不可避の宿命です。

「李登輝」という固有名詞が包摂する歴史とは、「日清戦争から大東亜戦争等戦前の日本人の歴史の光と影」そして敗戦後の日本の歩み、「戦後レジーム」をも含むものです。

 

「李登輝」という名に、日本のアジアにおける現代歴史絵巻が投影されています。

 

 ゆえに、映画の世界でも、ある意味「アンタッチャブル」であったわけです。

 

とりわけ、台湾において李登輝氏のドキュメンタリー映画がないそうです。あまりに政治的に敏感であるということですね。

 

 戦後日本におけるアンタッチャブル「李登輝」の名を冠した映画を園田監督が制作されたわけです。

歴史的チャレンジと思います。

 

 それだけでとても興味深いものがございました。

 

例えば、田中角栄首相が中国と国交を結んだ時、日本は台湾と国交を断絶しました。李登輝氏が尊敬する新渡戸稲造が著した「武士道精神」にもとる恥ずべき日本の裏切り行為でした。

 

当時、石原慎太郎氏等、その事に反発した台湾派の国会議員もいました。彼らは「青嵐会」を結成し、田中政権にある意味反旗を翻しました。

 

 このような文脈もあり、李登輝氏のドキュメンタリーは、日本人からみた青嵐会的、あるいは「右翼的」思い入れで描く事も十分可能であったと思います。

 

 園田監督は、そういうかつての台湾派が持っていたであろうセンチメントとは違う次元で表現されておられたと思います。

 

 宿命的に政治的個人のドキュメンタリーであったのにも関わらず、この映画は、美しい「芸術作品」でした。

 

もちろん、内容は十分政治的であります。それが女子大生マリアの美しさ、風景の美しさ、アニメーションの美しさ、音楽の美しさ、それらの美は、いずれも抑制されていて、タヌキ・キツネが跋扈する政治の世界の生臭さがオブラードに包まれていたのでした。

 

 そして何より、女子大生マリアを演じた桃果さんが、よかったと思います。

実は、私は、この映画に、若い可愛い女性が前面に出ているチラシ、PR映像を観て、当初、あまりいい印象を持っておりませんでした。

 

AKB、乃木坂?云々、今は何でもかんでも若い可愛い子チャンを出せば済むというような「短絡的」な発想があるように思えて、この映画もその類かな~と先入観を持っていたと思います。

 

 しかし、実際に観ていくうち、女子大生マリアの存在が、この映画のキーである事も理解しました。

 

 日中国交正常化以来、アンタッチャブルな政治的アイコン・李登輝氏の映画におよそそぐわない可愛い子チャン、マリアと李登輝氏の対話という軸は、歴史を語り継いでいく、新しい歴史を紡ぎ出していく、そういう方向性、ベクトルが生まれ、未来志向の映画となっていることに気付きました。

 

 女子大生マリアを演じた「桃果」さんは、実に、そのキャラクターを演じきっていました。お人形さんとして空虚な飾りではなく、未来へ歴史を紡いでいく、歴史の歯車を回していく主体としての「命」の輝きを演じきっておられたと思います。

 

 この映画を観て、私はある映画のラストシーンを思い出しました。

 

 映画の題名を忘れましたが、私はてっきり「キリングフィールド」の一場面だと思い込んでいましたが、どうもそうではないようですが、ある映画の最後のシーンと記憶しています。

 

その場面は、キリングフィールドと同じカンボジアが舞台だったと思いますが、(違うかもしれません)殺戮によって荒野と化した大地に一人の少女が立っています。上半身裸でした。

 その場面でその映画は終わりました。

 

 その少女の姿に、この一人の少女の体から、また再び大地に人が溢れ、新しい歴史が紡がれていくという、そういう「命の決意」「歴史の発端」を見たのです。

 

 裸の少女でしたが、そこに一切のいやらしさは存在せず、新たな歴史を紡いでいくであろう母なる大地としての少女像だったのです。

 

 今回の映画の女子大生マリアにも、同じような「命の輝き」を見ました。

 

これから未来へ、哲人王に包摂された先人・日本人の苦悩も、覚醒も、もろもろの精神的遺産が女子大生マリアを「母なる大地」とし未来へ紡がれていく、、、。子を産み育んでいくという女性像を私は言っていますので、フェミニストの先生方からはお叱りをうけるかもしれませんが、正直、そのように感動しました。

 

 また、この映画のアンバサダーの加藤丈織さんも、お人形さんのような可愛らしい女性でしたので、尚更その思いを強くしたのです。歴史の歯車を回して、未来に命を紡いでいって頂けると。

 お人形さんのような加藤アンバサダーですが、監督インタビューを拝見して、その精神の内部空間は広く深いものがある方だなとますます心強くなりました。


加藤さんが言及された「私」はできないかもしれないけど「私でない私」だったらできるかも!という件、そして実は「私でない私」が本当の私かもしれないという逆説は、自己肯定感が低いと言われている日本人の若者に、勇気を与える悟りと思いました。


   これもこの映画から生まれる気付き、悟りです。フィロソファー・キングたる所以ですね。

 

 この映画は、特に若い学生さんたちに是非とも観てもらいたいです。学校では決して学べない台湾の歴史を学べますし、志を立てるエネルギーが湧いてくると思います。

 

 岐阜県では、野々村さんが、スタッフとしておられましたので、岐阜県での上映に私も協力していきたいと思いました。

 

 

 

園田監督、「哲人王」加藤アンバサダーと。

 

 

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2019-05-26

姑?小姑?政治に転落した現代日本

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 昨夜、ぎふメディアコスモスにて、幸福実現党政務調査会都市計画・インフラ部会長曽我周作氏により定期的に開催されている『What’s幸福実現党!!』第6回政策学習会が開催されました。

 

私は、仕事で会場へは行けませんでしたが、LINE中継で参加しました。

 

 第一部では、曽我周作氏より、党の政策「未来ビジョン」交通革命についてお話を頂きました。

 積極的インフラ投資が、未来創造のキーである、未来を拓くと力強いお話。

 

 第二部において松島幹事長のお話。

 

 松島幹事長は、昭和から平成に元号がかわった平成元年、アフリカナイジェリアで商社マンとして駐在していました。平成元年といえば、天安門事件、ソ連共産党の敗北、ベルリンの壁崩壊等々国際世界が大きく動いた年。そんな経験も踏まえたお話は、とても含蓄のある内容でした。

 

 ナイジェリアで軍部クーデターがあった時、日本人の生命を守る責任を持つのは、日本国政府でなくアメリカ政府であった現実に愕然とし、ばからしくて「日本国に税金を払う気がなくなった」という。

 

 国というのは、根源的になぜ作られたのか。

 外敵(脅威)から国民を守るためである。

 

 今の日本政府は、本来国が果たすべき国防の使命をおろそかにし、本来家庭が担うべき「役割」にうるさく口出し介入しているという。

 憲法改正をせず、教育の無償化等バラマキをエサとしてその都度、その都度の選挙対策としてのその日暮らしの政治がまかり通っているわけだ。

 

 緊迫する世界情勢の中で「国民の生命」を守るという国の使命の原点を、他人任せでほったらかし、選挙のためのバラまきで家庭の聖なる使命を侵食しているというわけです。

 

 

 そんな政府はいらない!!!

 

 幸福実現党は、本来の政治の使命、つまり、日本国民の「幸福」の「実現」に邁進してまいります。

 

 現在の政治は、自党の「生き残り」「現状維持」のための「バラマキによる選挙対策」としての政治に矮小化されてしまっている。

 

 

 

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2019-05-25

日本の男と来た日には、たった一回の戦争に負けただけで、腰を抜かして、まったくもう・・・・

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故西部邁氏の母の話、明治の母の話、幸福実現党に絡めて考えてみた。

 

 西部氏の母と、西部氏の妻の母、二人は赤の他人。

その赤の他人が終戦後1年か2年かの時、全く同じ、一言一句違わない言葉を吐いたという。

 

 そのセリフはこうだった。

 

 

『日本の男と来た日には、たった一回の戦争に負けただけで、腰を抜かして、まったくもう・・・・』

 

 

 これは、当時の日本の母たちの多くの気持ちだったという。男たちが戦い抜くといったので子供を産み、耐え難きを耐えてきたのに・・・

 このような女性の声は、戦後、全く取り上げられることなく消えていった。

 

 戦争の敗戦と、選挙の敗戦を同列に語ることは、ナンセンスとは思うが、仮に、幸福実現党の戦いの中で、あまりの負けっぷりに戦意喪失し、意気消沈し、腰抜けになってしまったなら、一生懸命支えてくれた例えば妻から「幸福実現党の男(主人)と来た日には、たった7回(笑)の選挙に負けただけで、腰を抜かして、まったくもう・・・」と吐かれるだろう。

 

 幸福実現党の連戦敗戦に耐え抜いて長きにわたり、不適切な表現ではあるが「番を張って」いるのは女性党首である。

 

女性は偉大なり。戦後、長きにわたり腰抜けであり続けた日本の男性を覚醒させるのは、やはり女性か。

 

 

そして「日本よ、てめえのことは、自分でやれよ」と喧嘩外交を展開する『トランプ大統領』か。


黒船を待つしかないのは、情けないことではあるが。

 

 

呵々。

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2019-05-24

幸福実現党 松島弘典幹事長 来岐阜!

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今週末25日(土)
幸福実現党 松島弘典幹事長が大垣市・岐阜市と街頭演説を行います。

 

◇場所・時間
大垣駅前南口15:40〜16:00
岐阜駅十六銀行前16:45〜17:05

 

なお、終了後メディアコスモスへ移動し
『What’s幸福実現党!!』第6回 第二部において
松島幹事長の講演を行います。

 皆様のお越しをお待ち申し上げております。
 

 

第一部:テーマ:『交通革命の歴史と、幸福実現党の考える未来ビジョン』
進行役:曽我周作

 

第二部:ゲスト講演
ゲスト:松島弘典 幸福実現党幹事長

 

第三部:みんなで語り合う時間

 

日時:5月25日(土)19:00~20:10くらいまで

 

場所:メディアコスモス かんがえるスタジオ にて
岐阜県岐阜市司町40番地5

 

参加費:300円

 

☆ーーーーーーー☆

 

 

 

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2019-05-24

消費税「公平な間接税」の看板に嘘偽りあり 実際は「中小企業税」という直接税「酷税」である!!!

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  昨日、車での帰路、何気にNHKラジオを聴いていたら、立教大学経済学部山口義行名誉教授が下記リンクの番組の「働く大人のアカデミー」というコーナーで消費税の事を語っておられたので、つい真剣に聴き入った。

 山口氏は、中小企業の立場から消費税に批判的な言論を展開している方でしたので尚更興味深く聴いた。

 

 人気お笑いコント「東京03」と「ボーっとしてるんじゃないよ」みたいな掛け合いで語られ、若い人にも理解が進んだのではないかな。(以下、記憶に基づく再現、流通中間卸問屋にかかる消費税の説明は捨象、他かなり脚色していますのでご了解を。)

 

山口名誉教授

「消費税は誰が払っているのかな」

 

東京03

「当然、消費者でしょ」

 

山口氏

「多くの場合、消費者じゃなくて、事業者が払っています。」

 

東京03

「えー!!!。そうなんですか。どういうこと?」

 

山口氏

「例えば、消費税率10%としましょう。100円の商品には10円の消費税がかかるよね。

 でも、5円とか値引きして売っている企業が多いよね。」

 

東京03

「そりゃ、1円でも安いことろで買うでしょ。」

 

山口氏

「でもね、5%値引きして5%分の5円の消費税をお客さんからもらえなかったので、お役所に消費税5%おまけして?って頼んでも、『だめです。あなたが本来もらうべき消費税を値引きしたんだから、あなたの責任。全額10円もらいます。』というのが消費税なんですね。」

 

東京03

「えー、きびしい、かわいそう」

 

山口氏

「そんな全額消費税をもらえなかったかわいそうな企業は、どのくらいいると思う?」

 

東京03

「う~ん、10%くらい?」

 

山口氏

「ぼーっとしてるんじゃないよ!」

 

東京03

 しゅん・・・

 

山口氏

「直近の調査の結果、全額消費税をお客さんからもらえた企業は、全体の45.9%だったんです。半分以上の企業が、全額消費税もらえていないんです。今後消費税が増税されますが、今度こそ全部消費税をもらうぞって思っている企業は、54.3%しかないんですね」

 

東京03

「そんなにたくさんの企業が消費税全額もらえていない??そして、今後ももらえいないと思っているんですね。」

 

山口氏

「全額消費税をお客さんからもらえる企業は、強い企業。弱い企業は、全額もらえない。

 だから、強い企業は、消費税を払っていないんです。お客さんが払っています。

 弱い企業は、お客さんの代わりに自分が消費税を払っているんですね。」

 

東京03

「えー、弱い企業かわいそう。」

 

山口氏

「そうなんです。国は、消費税は誰もが均等に負担する公平な間接税ですって宣伝してますが、実は、とても不公平な税金なんです。

 強い企業は消費税を払わない。弱い企業は消費税を払う。

実際は、消費税は、弱い中小企業にとっては、『直接税』なんですね。しかも法人税と違って赤字企業も支払う、免除なしです。

 

東京03

「う~ん、ちょっとついていけてないかも?」

 

山口氏

「消費税の本当の名は『中小企業税』という直接税なんです。大企業は、お客さんが負担してますから払っていません。」

 

東京03

「う~ん、チンプンカンプン」

 

山口氏

「個人でいったら、収入の少ない人も同じ額の消費税を払いますから、お金持ちの人と比べて不公平ですよね。」

 

東京03

「消費税について何にも知らなかったってことがわかりました。」

 

山口氏

「来週からも、消費税についてお話していきます。」

 

NHKラジオ第一 毎週木曜:午後8:05~午後8:55(50分)

 


 

https://www4.nhk.or.jp/tokyo03-sukisase/

 

 

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