Festival da Canção 2018 ファイナル レビューその2 | fumufumuのブログ

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ギリシャ・ネタ、音楽ネタを適当に綴っています。
ヘッダー画像はシフノス島のエプタマルティロス教会です。

※その1からの続きです


9. “Patati Patata” – Minnie & Rhayra

背景やステージ映像を変えてきました。
セミファイナルでの楽器イラストが好きだったけど、花柄も良いかな?
衣装の赤と共に、華やかですよね。
笑顔が素敵だわぁ…わぁ投げキッス!!!
動きそのものはセミファイナルと変わらないようだけど、
広くなったステージを有効に使っていますね。
最後のポーズがちょっとふらふらしちゃいましたが、御愛嬌で。


10. “(sem título)” – Janeiro

私の一押し、ジャネイロさんっ!!!
セミファイナルと全く同じステージか?
ちょっと「?」みたいな表情をしたのは音響が何か…(←本当に勘弁して)
彼の場合、ヘッドフォンなので簡単に外せないし、トラブルでないといいけれど。
セミファイナルよりも目を開けている時間が長いですかね?
カメラワークはセミファイナルの方が良かったかなあ?
ジャネイロさんの姿と観客席が被らない方が絶対良いと思うのだけど、
カメラの位置取りが無理だったのだろうか?
ライトももっと落として欲しかったかなあ。
視覚的にも「ジャネイロさんだけの世界」に浸りたかったと思ってしまった。
前回は間近で見ていた審査員が12ポイントを付けたけれど、
今回の審査員がモニターだけで判断しなければならないなら、
魅力が伝わりにくくなっていたかもしれない。
もったいないなああああああああ。
それでも好き。


11. “Bandeira Azul” – Maria Inês Paris

セミファイナルのような凝った映像演出が無いですね。
あれは再歌唱になったための、RTP側の意図的なものだったのだろうか?
しかし本当に艶っぽい声と歌唱の人だなあ。
年を重ねたら凄味が加わって、大御所的な歌手になりそう。
よその国の予選ではなかなか聴くことが出来ない音楽だろうから、
フェスティバル・ダ・カンサゥンを見て良かったことの一つ。


12. “Pra Te Dar Abrigo” – Anabela

いきなり音量がデカイのは、本人の声量のせいですよね^^;
この軽やかさが出せるのはベテランならでは。
無理とか無駄とか一切なくて、弱点がないもんね。
ステージでの動きも滑らかで、プロのShowを見せてもらった感じ。


グリーンルームで歌い手にインタビュー。
No.5リリさんが二人の娘さんと一緒。
上の娘のマルガリータちゃんが作曲者のアルマンドさんにそっくりなんですが、
この二人は実生活もパートナーなんでしょうか?
No.6カタリナさんはここでもかわいいよ!何を話しているのかめっちゃ気になる。
横に座るジュリオさんも本当に穏やかなお顔ですわ。蝶ネクタイが素敵ですわ。
その横に座る男性はサルヴァドールの”Excuse me”のMVに出ていた方ではないだろうか?
どういう関係なんだろうか?


13. “O Jardim” – Cláudia Pascoal

大歓声に迎えられて登場。
そういえばクラウディアさんはポルトの隣町に住んでいるそうだから、
会場のあるギマランイシュは近いんですよね。地元からの応援も多そう。
セミファイナルのtoo much感が薄れているんだけど、意図的に抑えているんだろうか?
私はtoo much感が苦手だから、この歌唱でも気にならないんだけど、
視聴者様はエモーション炸裂のクラウディアさんが好みじゃないのかなあ?
物足りないと思われないだろうか?
この曲はイザウラさんの低くて重みのあるコーラスがつくことで、
クラウディアさんのゆらゆらする歌唱が流れていかないようにしているように思います。
言いかえれば、コーラスがつかなかったら単調になっていたかもしれない。


14. “Só Por Ela” – Peu Madureira

あああ、やっぱり綺麗だわ。
イントロも綺麗、メロディーも綺麗、優しい歌声も綺麗。
ドロドロしたものは洗い流して、美しくて大事なものだけを残したようだもの。
この曲を選ばないとしたら、単純に好みの問題だけだよね
で、ペウさんの控えめな優しさが、この曲には合っているんだと思う。
サルヴァドールやザンブージョさんみたいに、次元違うレベルまで行くのではなく、
ペウさんはもっと身近な、もっと素朴な歌唱であるから、
聴き手はペウさん個人の歌ではなく、自分の歌のようにとらえることができるんだと思う。
ステージが広すぎて小柄なペウさんが目立たないけど、まあ、それは仕方がないわ。
若い人は今っぽい曲がいいだろうけど、ESCを自国で開催する今年だから、
ポルトガルの魂を聴いてもらうためにポルトガル人がこの曲を選んだとしても、
私は納得する。


グリーンルームでNo.7ジョアナさん、No.8デヴィドさんにインタビュー。
Tel-Voteの案内が流れ、3部構成の1部が終了です。


第2部スタート。
グリーンルームでNo.9ミニー&ライラ(でいいのかな?)とNo.10ジャネイロさんにインタビュー。
ジャネイロさんの話にJon Ola Sandさんも拍手をしているけど、何言ったのお???
No.11イネスさん(マリア・イネス)話の中にカタリナさんの名前が出ています。
No.12アナベラさん。大御所らしさが出ていますねえ。


コメディアンの余興(ロナウド・ネタ)の後、過去のポルトガルのヒット曲らしきメドレー。
グリーンルームに戻ってNo.13クラウディアさんとNo.14ぺウさんにインタビュー。
クラウディアさん大人気やね。
ペウさんの横には作曲者のディオゴさん、その横にはディオゴさんの奥様のカロリナさん
何、このアットホーム感w


特別ゲスト、Simone de Oliveira(シモーネ・デ・オリヴェイラ)さん特集です。
これ、楽しみだったんだ。
…て、出て来たのが、えええええアウリアじゃん!!!
The Voice Portugalでコーチ(メンター)を務める実力派。
で、歌っているのはThe Voiceの昨年の優勝者トマシュがライブショーで歌った曲。
ポルトガル人が「トマシュ、スゲー!!!」になりますわな…
https://youtu.be/nBtfAa8uxew
まあ、トマシュも上手かったよね。

アウリアがステージを去ったら、次はマリザじゃん!!!
何、これw The voiceの出張?w(マリザもコーチ)

そしてご本人登場!
昨年も会場にいらしていたのは見ましたよ。
その時もオーラがすごかったけど、この方のステージは鳥肌立ちますよっ!
今までの歌唱を全部足しても、この方の足元にも及びませんわ。
観客総立ちですわ。
フィロメナさんも泣いちゃっているし、拍手が鳴り止まないし。
素晴らしすぎる!!!
アウリアとマリザがここにいるって凄い栄誉だよね。

ステージの様子はこちら。必見ですよ!



Tel-Voteの締め切りが告げられ、第2部終了。
いよいよ審査結果&投票結果の発表です。

一押しジャネイロさんが魅力を出し切れなかった(歌唱以外の部分で)ようだけど、
カタリナさんが聴衆の心をぐっと掴んだような気がする。
セミファイナルより高評価がついてもおかしくないと思うな。
期待しちゃうよ!!!


※その3に続きます