フリージャとアヤメも
とにかく今年はいろんな花の開花が早い。
桜もソメイヨシノはすでに葉桜、早いものは八重桜も散り始めています。八重桜は今月の中旬ぐらいのイメージがあるんですが、なにかもうゆっくり花見を楽しむ雰囲気ではありませんね。
なんか、結果観察も交配も次から次にと慌ただしい!(笑)
これからは交配実生のフリージャを見なければいけません。
今年は球根組は寒波にやられて、何とか生き残ってはいますが、開花は見込めずという状況。
種播き組は開花にこぎつけました。フリージャは種播いて次の年には結果が見られるってことがまずいいですね!(笑)
ここは肥培管理と早咲き選抜が決めての様だと分かってきました。
こちらの小さい葉のものは原種のベルコーサの交配。小さいながらも蕾を持ち上げているものがあります。
ベルコーサと園芸種の交配を試みましたが、交雑しているのかは花を見てみないと分かりません。株の形状からすると望み薄のようです(笑)。
こちらは園芸種の交配のF2。理論的には分離するするのですが、そうでないものもあります。
他の蕾を見ると、色や形に変化があります。開けばリバーシブルやベイン、のどの色の変化が更に広がるかもしれません。
赤、青(紫)、黄の3原色が揃っているので、交雑が進めば、茶色や黒色何て花色も出来るんじゃなかって気がします。ランダムにやってみましょう(笑)。
さて、アヤメも咲き始めました!
サキガケアヤメ(アイリス・サンギネア)
これも種を播くと、花色はほとんど変わりませんが花型などに変化が見られます。
ちなみにこちらは、アケボノキショウブ。
キショウブの新芽が黄色になる(曙斑)系統です。これは育つと緑に戻ります。除草剤の影響でこうなった訳ではありませんので(笑)。
で、サキガケアヤメもアヤメ(アイリス・シビリカ)と交配してみました。
サキガケアヤメ×アヤメ、これも咲き始めました!
交雑していないように感じますが、サキガケアヤメと比較するとやや花色が薄く(ブルーに近づいた)なっています。
この一株は完全にアヤメ(笑)。
ハナショウブはだいぶやりましたが、アヤメは初挑戦!まだまだ咲き始めなので、これから観察ですね。
結果が出る出ないは別として、これからは興味のある植物にちょっかい出していこうと思っています(笑)。