Kim農園さんからも開花報告! 2 | ROKA BLOG

Kim農園さんからも開花報告! 2

前回のUPはとても興味を持っていただいたようで、良かったです!

 

こんなに分かりやすい画像を見られることなんてそうそうありませんから(笑)。

 

と、言う訳で今回もその続きです。皆さんの今後の参考になることを希望します。

 

以下、同様に母親は皆同じ、Kim農園さんオリジナルのピンクの丸弁です。

父親はライトパープルの丸弁極小輪。極々小輪のラベンダーとクリアピンクの交配で得られた個体です。

 

丸弁は伝わっていますね!

 

実はピンクも作るのは難しい色です。他の色と交配するとパープルやローズに戻ることが殆どです。

 

苗数が少ないのではっきりとは分かりませんが、数あればわずかにローズくらいは分離したかもしれません。

父親はネオンローズ。ピンク3系統を使った交配でしたが、ピンクは出現せず・・・。

 

でも、ピンクの遺伝子を持っていたので一部ピンクが分離しています。

 

実はピンクとローズは関連性があり、ピンクの中にローズが分離する品種があったりします。ピンクからローズは分離しますが、ローズからピンクが分離するのはあまりありません。

父親はコーソンの血を引くピンクの丸弁。結果としてピンクが出ているので、ピンクの固定度が進んだ系統だと思われます。

 

固定度の高いピンクとピンクを重ねているのでピンクが出やすいのは当然ですね(笑)。

 

母親よりも色の濃い個体が出ているようです。

父親はピンクフリルのパンジー。

 

フラット(平面)とフリルではフリルの方が出やすい傾向があります。フリルは好まれる方が多いですが、実はフラットの方が出すのが難しいんですよ(笑)。

 

大体、結果はその中間の揺れとして交配計画を立てる訳ですが、実際は揺れには幅があります。後はその中から目的に添う揺れを拾って磨き上げます。

 

以下、母親はブルーにホワイトのピコティ。と、言えばあの品種ですが敢えて名前は言いません(笑)。

父親はローズブラウンホワイトピコティにベイン。

 

ピコティ同士の交配、それにベインを加えたらどうなるか。

 

ベインは伝わりましたが、ブロッチやベインくずれになってしまいました。ここからベインを目指すのかそうしないのか・・・。悩むところではありますね(笑)。

 

それでも変わった感じの色合いのものが出ていますので、こちらに乗り換えるっていう方向性もありです!

父親はライトローズパープルにクリームピコティ。実はこの個体、母親にブラウンレッドのピコティを交配した個体になります。

 

ですから、一種の戻し交配ですね。

 

同じ品種が2度使われていますので、ピコティの出現は高く、母親の雰囲気を残して別の色が出現しています。いい感じではないでしょうか。

父親はピンクフリルのパンジー。

 

フリルのピコティ狙いですが、結果は見てのとおり・・・。

 

ピコティを目指すならばもう一度ピコティと交配するといいかもしれません。でも、これはこれでフリルが伝わって個性的は花色も出ているようですので、選抜でもいいかもしれません。

 

以下、ディープブルーのビオラ。

父親はコーソン系の血を引くパープルのラビット。

 

綺麗なディープブルーが出ています。

父親はくすみライトブルーのビオラ。

 

くすみはパープルに繋がるのでしょうか?母親はブロッチはないのですが、父親に小ブロッチがあるために伝わっています。

 

これも個性的な色合いのものが出ていますね。

 

以下、ホワイトにブルーのピコティ、ラッフル。と、言えばあの品種ですが、これも名前は言いません(笑)。

父親はパステルアプリコット&イエロー。4品を使った交配系統です。

 

上品な感じのピコティフリルの変異を狙った交配になります。

 

わずかにそれに近いものが出てはいますね。

父親はクリームにブルーピコティの市販品種のビオラ。

 

市販品種を使うとお行儀はとてもよくなります。ただ、個性的にはやや弱まります。

 

ピコティの小輪多花を狙ったもので、わずかながらも拾えそうです。そこから磨く・・・。

 

ただこれらはF1。

 

分離の法則により、F2はかなりばらけることが予想されます。

 

でも、拾ったものと同じようなものが再現できれば固定化は割とスムーズです。

 

また、組合せにもよるのですが、F1そのままで固まってしまうことも意外とあります。