どんどん咲いている! 6 &開花報告いただきました! | ROKA BLOG

どんどん咲いている! 6 &開花報告いただきました!

台風、来ます!超大型とのこと、ひとまず対策は行ってみましたが、正直来てみないとどれくらいの規模なのか分かりません。

 

とにかくゆっくりなものでやきもき、真綿で首を締められてる?みたいな感じです。

 

さて、そんな中で嬉しい開花報告がありました!パンジー・ビオラの種の配布におまけしたアサガオが咲いたとのこと、徳島市のOさんからです。

藤色~青藤色の車絞り、車絞りの品種自体が流通はしていませんので貴重だと思います。また、雄しべが花弁に変わる八重咲きの特徴もありますので更に貴重な個体です。

 

実はおまけのアサガオ、わずかながら同じものがありますが、それぞれ別のものなんです。ですので、それぞれの皆さんの元で育っているのは、この世にほぼ一つしかない株です。

 

いい花、変わった花が咲きましたら、どうぞ選抜されてオリジナルに仕上げてくださいませ!

 

さてさて、こちらの開花報告も続きます(笑)

スカーレットオハラ

 

光沢のあるレッドローズ、花径は約7cm、葉は青並葉。蔓がよく伸びます。

 

ポピュラーな海外品種で入手は簡単。資料によっては、‘ヘブンリーブルー’などのソライロアサガオ(ipomoea tricolor)と同じ種類にされていますが、実はこの品種は、アサガオ(ipomoea nil)の品種です。

 

で、何が特徴かというと、それは花色!光沢がある花色がとても鮮明なのです。

 

この「光沢(てかり)」は海外では特徴として認知されていて、名前に「○○シルク」とあれば「絹(シルク)のようなてかりがある花色」を表しています。

 

実は日本にも「光沢」のある品種や系統はあるのですが、何故か顧みられていません。不思議です!

チョコレートシルク

 

光沢のある薄茶色(チョコレート色)で、花径は約9.5cm。まさしくシルクの名前のとおりです!(笑)葉は青鍬形葉。

 

特徴としての「シルク」を訳するならば「絹光(きぬびかり)」になるかもしれません。

青林風葉鮮ローズ

 

変化アサガオの中にあったもので、花色は光沢のある赤みを帯びたローズ。スカーレットオハラの花色に似ています。花径は約7cm。

 

この林風葉というのは「風であおられたような形の葉」で、葉ごとに形が異なります。葉の変化アサガオです。

青林風葉鮮ローズ×青握り爪龍葉青紫覆輪st

 

で、交配種がこちら。光沢は伝わりやすいのですが、残念ながらこの交配はさほど光沢は伝わっていません。赤紫色、花径は約8cm。葉は青林風葉。

 

林風葉も伝わりやすいものです。

磯打波

 

肥後アサガオの一品種で、画像ではわかりにくいですが、極々薄い青です。花径は約11cm。この品種も光沢があります。

 

葉は大きな3裂の州浜(千鳥)葉で、これが肥後アサガオの大きな特徴でもあります。

 

シルクからは離れて・・・、

桃しだれ

 

別表記をすると「青斑姫葉桃枝垂れ」となります。花径は約3cm、小さくてとてもかわいいアサガオで、このサイズでの品種が増えれば本当に人気になるんじゃないかなと思います。

ブラックキング

 

黒鳩色、花径は約9cm、青斑蝉葉。独特な色合いの海外品種です。

 

最初に咲いた花は交雑したものだったので、本筋が残っていてよかったです!(笑)

ダスティモーブ×矢車

 

ライトパープル曜白、花径は約7cm。曜白の花が大きくなりました、残念ながらダスティモーブの絞りは消えています。葉は縦長の青並葉。

 

曜白も伝わりやすいです!

(恋しぐれチョコレート×サンスマイルローズ)×松風

 

薄青紫ぼかしに曜白絞り(吹雪)花径は約9cm。葉は青弱斑ヘデラセア葉の特徴を持った蝉(蜻蛉)葉。いろんな特徴が混ざっています(笑)。

 

先輩たちからは、「きちんと整理されているものをぐちゃぐちゃにしやがって!」と怒られそうですが、ぐちゃぐちゃ(混乱、混沌)の中からきっと新しいものが生まれるんです。

 

それに、先輩たちが否定するということは、先輩たちとは違う“価値観”でもあるので、むしろやるべきとも考えます。

 

そうして広がってきたのが、平成のパンジー・ビオラの世界かもしれません。

(紅しだれ×サンスマイルローズ)×サンスマイルパープル

 

パープル覆輪、花径は約7cm。葉は青斑並葉。

 

播く粒数の少なさも関係していると思いますが、なかなか木立(矮性)がでません(笑)。

 

最後にペールブルースカイの交配で興味深い点を発見!

 

(恋しぐれブルー×キキョウローズ)×ペールブルースカイ

 

2個体、濃淡がありますがどちらもペールブルー、花径は約7cm、葉は青並葉。

 

ペールブルースカイを使うと、ペールブルーの色が再現されるのはすでに述べたとおり。その為、ペールブルースカイを種子親に使った場合の判別点として萼の長さの違いを言いました。

 

今回は花粉親に使った場合ですが、上個体はすでに言ったとおりです。ところが、下個体は短い萼になっています、花粉親そのままに!

 

と、すれば「萼の長さは一つの判別点ではあるが、完ぺきなものではない」ということになります。

 

いやいや、アサガオは難しくて、学び多くて、楽しき世界でございます!(笑)