今年も晴れの国のサクラソウ | ROKA BLOG
2019-02-25 11:38:08

今年も晴れの国のサクラソウ

テーマ:プリムラ

暖かい日が続いていたかと思えば、ここ数日は雨。

 

まだ、2月ですからね。やはり、この時期の雨は肌寒くて、一気に気力と体力が下がってしいます(笑)。

 

そんな中、春の使者のサクラソウが届きました!

 

Kim農園さんと協力して開発している“晴れの国のサクラソウ”です。

 

年々、サクラソウ(プリムラ)の売れ行きは少なくなってきているそうですが、このプリムラも日本人の感性で独自に育種が進んだものの一つ。

 

その貴重な遺伝子を引き継ぐべく、また交配、種取りが始まります。その親株の一部をご紹介します!

寺院図(じいんず・仮名)

 

いわゆるベイン(あみめ模様)のタイプで、ブルーだけでなくレッドやピンクなどの色幅も。この模様は昔からあり、外国の品種では‘ディスカバリー’、日本では松永一先生の系統などにあります。

 

これはそれら品種系統の血を引いています。

銀縁(ぎんぶち・仮名)

 

覆輪(ピコティ)のタイプです。この模様もかなり昔からあり、その大本の品種は‘ゴールドレース’などのレース系です。これは遺伝しやすくて、現在のピコティ品種のほとんどはこの大本の品種に由来しています。

春の台(はるのうてな)

 

萼が花弁に変化する系統です。晴れプリを代表する特徴の系統で、絶えかけましたが復活させることが出来ました!

 

これも外国ではよく知られた花型で“ホースインホース”と呼ばれています。

 

ただ、外国の系統は萼が完全に花弁化するのに対して、この系統は半萼半花弁で萼と花弁が入り混じっています。そのままコピーしても仕方がないし、こちらの形の方が興味深いのであえてこの特徴を追及しています。

 

そして、この系統が日本での唯一のホースインホースだと思います。

歌舞連(かぶれん・仮名)

 

一見するとオブコニカに見える系統です。他にもピンクやローズタイプもあったのですが、今回はこれだけ。また、復活させたいと考えています。

雪舞子

 

小輪タイプになります。ホワイトからクリームの色幅がありますが、花弁の揺れに注目!追及すると面白くなっていくかもしれません。

雪割桜

 

こちらも小輪系。上記同様に原種を使わずに原種らしいものを目指している系統になります。

釈迦頭(しゃかとう・仮名)

 

プリムラのポリアンサタイプは株から茎が立ちが上がって、その先から分かれた細い茎の先に花を付けます。この最初の太めの茎を「花柄(かへい)」といい、そこから分かれて花に繋がっている細い茎を「小花柄(しょうかへい)」と言います。

 

この系統はその小花柄がなくなって、花柄から直接花が咲くというもの。「多頭咲き」と言っていいかもしれません。

 

この性質はプリムラでは意外と出るのですが、商品にならないために破棄されてきたものです。そこを敢えて拾い上げてみました。

よく遺伝はするようです。

 

選抜をする上で大事なことは、そこに何か感情を「ざわっ!」とさせるものがあるかどうかだと考えます。

 

この花を見てほとんどの方が「何これ?」、「きれいじゃない」などの感情を抱かれたのでは?

 

普通の花では単に「きれいね!」でスルーされます。でも、そこにざわついた。負の感情であればなおさらそこに「何か」があるんだと思いました。

 

おそらくそれはこれまでになかったもの。これまでに見たこともないようなもの。

 

でも、それは探ってみないと分からないことです(笑)。多頭咲き、これからに是非注目して下さい。

他にもいろんな系統があります。

 

プリムラの世界も奥深いです。こちらにも興味を思っていただけたらありがたいです!

ROKAさんをフォロー

ブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になります

コメント

[コメントする]

Ameba人気のブログ