種、整理中、発送中! | ROKA BLOG

種、整理中、発送中!

種子配布への申し込み、ありがとうございました!

連日、8通程度の封書が届いています。

 

毎年お申し込みの方あり、数年ぶりの方あり、また初めての方も・・・。

 

毎年の方は 時季外れの年賀状みたいな感じですね。年一回のご挨拶、状況確認です(笑)。

 

数年ぶりの方は、少しづつ播き続けて遂に種が無くなったので・・・とか、自家採種してきたが色幅がなくなってきたので・・・とかの一文が添えられていました。

 

毎年、種子の内容は違います。そして、多分に花も進化してると思いますので、遠慮なく申し込みをされてください!

 

色幅についてはどうしても原種の色(紫)が強いので、交雑させちゃうとそうなっていきます。

 

色幅や特徴を維持しようと思ったらやっぱり隔離する、人工授粉をするなど手を掛けることが必要ですよ。それが園芸植物たる所以です。

 

初めての方は、文面からかなりお若いと思われる方からの申し込みがありました。将来は是非ともパンジー・ビオラ界で活躍してほしいですね!(笑)

発送はため込むと大変なので出来るだけ届いた日に対応しています。

種子の量はこの程度。

 

今回は申し込みが多くなりそうな気がしたので、例年より若干量をセーブさせていただきました。

 

毎年の方は今回は少ないなと思われた方もいらっしゃるかもしれません。すみません。今のところ、やはり多くなりそうな気配です。

それと並行して整理も・・・。始めましたが、採種系統数が多すぎてとても終わりそうにありません(汗)。

 

この一部は生産者さん向けのものです。

 

さて、添えられたお手紙にはお気遣いのお言葉もありました。ありがとうございます。大丈夫です。今のところ疲れてもいませんし、キレてもいませんよ。

 

いずれそうなるとは感じていましたが、ユーザーさんの方がキレられてた(笑)。

 

不完全燃焼になってもいけないので、この際ですからどのようなことに不快感を覚えられたのかご紹介しておきましょう。

 

「はなから私たち(ユーザー)は分かっちゃいないの前提、だから教えてやるとの上から目線です。あるユーザーを追い詰めて謝罪文めいたものを書かせることがありました。傍から見れば人様の楽しみの世界に土足で上がり込んで説教をして帰っていくような感じ。どんなに驚かれて、また怖かったかとも思います。そして、そのことを説教してやった、吊し上げてやったと意気揚々と書かれる。ただでさえショックでしょうにそれを追い打ちを掛けるような仕打ちをされる。本当に人の気持ちがお分かりにならないんだなと思います」

 

「ブログなどをしていれば、苗を買ったら、どのように書くか、どのように扱うかを絶えずチェックされているに違いありません。もしそうだとしたら心から楽しめないし、なんかとても怖いです」

 

「苗の販売について『えこひいきはしない、だから買ってくれ』と言われていましたが、いざ苗の販売が始まると今度は『気に入らない奴には売らない』と言われる。これって、花を“人質”にしての当てつけ、嫌がらせですよね。だから、ユーザーに種を採るなと言われるのです、人質がなくなちゃいますから」

 

「そもそもブリーダーさんのどなたがそんなことを言われているのでしょうか?ブリーダーさんが直接言われるのなら分かりますが、ブリーダーさんでもない方が言われるのは筋が違うと思います。託されてるとも思えません。だから、人に伝わらないし、みんな離れていくのだと思います」

 

愉快ではないし、不信感も募ります。ですから、もうここから買うことはないでしょうし、お友達に薦めることもないでしょう。

 

おっしゃるとおりにされたらいいと思いますよ。誰に左右されるものでもないし、自分で決めるものですから。

 

不快感はかなり激しい内容ですが、その中にわずかながらの望みというか願いというか、そんな気持ちがあるようにも私は感じました。だから、どうしても一言言いたかったのではありませんか?

 

それは初めて苗を見た時の“感動”によるもの。

 

つまりは「誰もブリーダーの代弁者など望んでいない。卓越した技術をお持ちなので、ただ立派な苗を作って私たちを感動させてほしい」ということ。

 

違っていたらごめんなさい。

 

「そんなことは一切思っていない」と言われるかも知れませんね(笑)。

 

パンジー・ビオラの世界も大きくなって、いろんな方もいらっしゃるし、いろんな意見が溢れるようになりました。

 

ある意味、選択肢が多くなったということです。

 

ユーザーの皆さんはその中で自分が好きなものを選ばれたらいいと思います。

 

残っていくもの、そうでないもの。

 

それを決めるのはユーザーの皆さんですから。