夢咲きヴィオラ、今年の花たち | ROKA BLOG
2010-08-11 12:32:16

夢咲きヴィオラ、今年の花たち

テーマ:夢咲きヴィオラ

夢咲きヴィオラも2年目に入りました。


片山さんの圃場では種播きの準備も着々と進んでいるようです(片山さんのブログ香り草のシンフォニーhttp://blog.livedoor.jp/kaorigusa/ をご覧ください)。

今年は作付数も減らして夢咲きヴィオラを中心に精力を注がれるます。昨年にも増して良い苗ができること間違いなしです。


さて、私の方は今年のラインナップを数回に分けてご紹介します。

ROKA BLOG-金撫子


‘金撫子’

まずはこれ!。世界初の切れ弁咲き(撫子咲き)です。落合さんから頂いたコーソン系交配種から選抜中の系統です。

常々、私はパンジー・ビオラは日本人の花(日本人の美意識の反映された花)になったと言っていますが、まさしくこの花はその一翼を担う花。

埼玉県での作品展にこの花を展示する機会があったのですが、その時のお客さんの感想が「和紙のような趣を持った花」でした。まさに、そのとおりの評価です!


昨年初めて出現した花型で今回は2年目になりますが、1株だけではなく数十株出現したので間違いなく遺伝性は強いと思われます。

今年どんな花になるのか、まだまだ未知数ですが日本人の花として育てていかなければいけません。


実は驚かれるかもしれませんが、この貴重な遺伝子はすでに多くのブリーダーの元に渡してあります。


こういう場合、自分の元である程度完成させてから他所へは出すものですが、敢えて未完成の段階で出しました。そうする方がそのブリーダーらしさがより表現できると考えたからです。


この花型(遺伝子)は自分で独り占めするようなものじゃない。パンジー・ビオラをもっと大きく日本の伝統園芸植物の域に持っていけるようなもの。それは一人では無理です。


是非とも多くのブリーダーの方に取り組んでいただきたい、そう心から思っています。

ROKA BLOG-パッション

‘パッション’

LAプリン×日向サンセットの交配。レッド&オレンジと言う珍しい色合いのパンジーです。この組わせはまだ種苗会社も出していません。夢咲きヴィオラの代表格となる花ですので「パッション(情熱)」と名付けました。


F1で1株出た色目。普通F2は色がバラけてしまうのですが、このF2すべてこの色目で固まっていました。

パンジー、ビオラではすぐにその形質で固まってしまうものもあります。その珍しい例です。


この花もすでに多くのブリーダーにわたっています。


見元さん、笈川さんからは「(この花を見て)感動した」とのコメントを頂き本当にうれしかった。


これら2種は夢咲きヴィオラを始めたばかりで出現した花たち。きっとパンジーの神様から私たちへの贈り物だと思います。大事に育てていかなければいけません。


今回はフリルを中心に無難な品種構成をしましたが、忘れてはいけないことは一つ。


「皆さんに喜んでもらいたい(感動してもらいたい)」


この一言に尽きます。そして、これが「ものづくり」の本質でしょう。


夢咲きヴィオラ、皆さまに幸せをお届けできるように頑張っております!!