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過去の話
我が家は長女が年中の頃から
外食も外泊もしない
と決めていました
そのきっかけは
長女の癇癪や自傷が激しくなり
外で大事になって逃げて帰る
という経験が何度もあったので
懲り懲りしていたからです
今思えば
大勢の人がいる場所は
予想できない騒々しさがあり
聴覚過敏の長女には驚きと不快
で癇癪を起していたのではないかと・・・
そういったことの
見通しの立たなさも原因だったのかな
と思います
旅行を決意と事前の準備
癇癪の事がすっきりしてきたわけではない
のですが、家族でのおでかけも
長女にとっての経験に
なってくれたらいいな
と考えられるようになったので
家族旅行に踏み切りました
大人のマンパワーが必要かなと
義理父母も一緒に行ってもらいました
長女が騒いでしまうこと
寝ない可能性もあるし
声も体も大きくなってきているので
まわりの部屋の方へご迷惑をおかけしてしまうかも
と考えて、事前に旅館へお伝えしました
しかしホテルからは
『自分のお子さんは自分で面倒みてください』
『部屋は変えられません』
というような、あまり快くない返答であったのが
非常に残念でした
そこらの子が騒ぐのと
比ではないのだけれど
ま、こちらとしてはお伝えしたので・・・
と開き直っていくことにしました
こういったことへの理解や
合理的配慮を得ることは難しいのを
身をもって感じました
旅行に行く前に
長女の苦手な状況を想像して
そうなった時はどうするかを
事前に主人と打ち合わせ
移動は車なので、何かあったら車が避難所
ハプニングは起こる心づもりで行くことに
ホテルでの様子
今回の旅行では大勢人がいる所で
スムーズに過ごせることが理想
と思っていました
しかし旅館について部屋に入ろうとした時
長女が入ろうとしない・・・
少しずつなんとか中に入ったけれど
すぐに靴を履いて出ていこうとする・・・
部屋で落ち着けないのは想像していました
家で使っているタブレットやおもちゃ等
部屋で過ごせる物を持っていきましたが
癇癪中は効果なし
そのうち癇癪＆自傷が始まり
ひと騒動ありました・・・・
〖あぁ、やっぱり駄目だったか〗
〖来るんじゃなかった〗
と着いて早々に考えました
そうは言っても帰るわけにもいかないし
自分たちの部屋の中で騒ぐ分には
と耐える事2時間
やーっと部屋の中で
過ごせるようになりました
一旦、立ち直ってからはずっとご機嫌で
バイキングや温泉は予想に反して
穏やかに過ごしていました
夜は緊張してか落ち着かず
洗面所と部屋を行ったり来たり
でも静かだったので助かりました
日付が変わるくらいに就寝
朝も６時には目覚めました
やや寝不足でしたが
ずっとご機嫌でした
予想していたようにはいかない
こともありましたが
終わりよければ全てよし
最後まで読んでいただき、ありがとうございました