なんでもやりたがりのオラは、認知性キャラバンメイトもしています。

 認知症サポーターという言葉は、皆さんお聞きになったことがあると思いますし、養成講座を受けられた方もたくさんいらっしゃると思います。

 認知症サポーター養成講座を開くことができるグループに属している方のことを認知症キャラバンメイトといいまして、普通講師と言われる方は、講師料をいただかれるのですが、オラたちは、完全無報酬で交通費も出ません。

 

 認知症サポーター養成は、2015年から始まったとされていますが、非公式には9年くらいではなく、15年くらいは経過しているはずです。

 

 認知症といえば、アルツハイマー型と言われるほど多いのですが、認知症全体の6割程度と言われています。

 

 その他にも数が多いものとしては、レビー小体型、前頭側頭型、脳血管性のアルツハイマーを含め4種類に大別されますが、認知症になる病気等の種類は、70から80種類あると言われています。

 

 アルコールや薬物依存、なんかもその原因になります。

 

 さて、認知症の研究は、どんどん進んできて、分からなかったことがどんどんわかるようになってきました。

 

 アルツハイマー病、これはアミロイドベータ蛋白とタウ蛋白の蓄積により脳細胞が死滅していき、脳萎縮が起こる変性疾患なんですが、アルツハイマー病イコールアルツハイマー型認知症になるとつい最近まで考えられていましたが、アルツハイマー病が進行していても認知症にならない人が居ることが分かってきました。

 数年前までは、アルツハイマー型認知症を発症していたのに普通に暮らしているまれな方もいると言われていましたが、現在では生活習慣によりアルツハイマー病が進行していても元気に暮らしている方がたくさん居ることが分かってきました。

 その特徴は、仕事を続けている。ストレスに強い。いつも明るく元気。気持ちよく他人のために労力を惜しまないなどです。

 

 アルツハイマー病は、20年以上かけて進行していきます。いきなり病気になるわけではないんですね。

 また、アルツハイマー病の原因であるアミロイドペータ蛋白は、インスリンによって阻害されるという研究結果も発表されています。

 糖尿病の方にアルツハイマー型認知症の方が多く存在して、その因果関係はあるとも言われています。

 つまり、糖尿病は遺伝性があるわけで避けて通れないところもありますが、うまくコントロールすることで、認知性を防げる、遅らせることができます。

 

 さらに糖尿病を患っていた方が、ある日突然認知能力がなくなり、アルツハイマー型認知症と診断された方が居ます。

 ところが、糖尿病をコントロールされたことにより、認知機能が回復したという例も報告されています。

 

 認知性は明らかに、生活習慣からくるものですから、生活習慣を見直すことでならない、遅らせることができるということで、認知症について今日は一旦終わっておきます。

 

 もう少し話していきたいのであとは後日。

 

 

AI生成画像です。認知症の方も交えて一家団欒ができるのをオラたちは目指しています。