奈良時代前の創祀とされ、越中国内唯一の「名神大社」である「射水神社」です。

 

「名神(みょうじん)大社」とは、律令制下において、「名神祭」の対象となる神々(名神)を祀る神社です。名神神社は、その全ての神社が「大社(官幣大社または国幣大社)に列するという極めて高い格の神社です。「越中国一宮」でもあります。高岡古城公園の中心に鎮座されています。

 

なお、越中国一宮は、高瀬神社、気多神社、射水神社、雄山神社の4社が、時代により変遷させてきました。

 

神社の北方にある標高274mの二上山を、ご神体としています。

 

五穀豊穣を司る二上山を祀り、越中国内の大守護神として、越中総鎮守として、国内全域からの崇拝を集めてきました。

 

現在地に遷座したのは、明治8年のことです。

 

高い格に相応しい拝殿です。

 

城跡内二の丸跡に鎮座する「高岡護国神社」です。明治10年に「招魂社」として創建され、高岡出身の戦没者3576柱を祀っています。

 

どっしりとした見事な拝殿。左右にぴんと張りだした大屋根が良いですね。

 

                            

                                           (青竹:NO.3679)