令和7年度(第21回)に向けての改訂内容に関しまして
面白いほどよくわかる!特定社労士試験 シリーズ
紛争解決手続代理業務試験(特定社労士試験)の特徴
紛争解決手続代理業務試験(通称 特定社労士試験)の問題を分類すると、『第1問 あっせんに関する問題』と『第2問 倫理に関する問題』の2つに大別することができます。(【令和7年度】改訂版 においても変更はありません。)
おもわか シリーズでは、上記2つの分野に関して、試験問題に解答する際に必要となる『考え方+解法』と『必要な知識』に分けて解説を行っています。
下記のフローチャートを利用して、vol.1~vol.3の書籍の中で、自分に必要な書籍を選んでみてくださいね♪
※見づらい場合は、こちらから画像をダウンロードして拡大して下さい。
vol.1 『あっせん問題』の考え方・解法編
令和7年3月13日 現在、楽天ブックスにおけるペーパーバック、電子書籍は販売が一時停止しております。3月下旬に発売再開を予定しておりますので、発売され次第リンクを更新いたします。
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書籍解説
vol.1では、『第1問 あっせんに関する問題』を解くために必要な『考え方+解法』を解説しています。
あっせんとは何か?、権利に関する考え方、私法とは何か?というような基本的な事項から、民事訴訟における弁論の『考え方』を解説しています。
また、その『考え方』を利用し、『第1問 あっせんに関する問題』における小問①~⑤を具体的にどのように解いていくのかという『解法』を解説しています。
【令和7年度】改訂版 での変更内容
▶読者の方から解説がわかりにくい、と指摘があった部分に関して解説に追記を行いました。(例:危険負担の考え方)
▶これまでに読者の方から寄せられたご質問に関しても、新たに解説の追記を行いました。
◆掲載内容◆
【第1章】『特定社労士試験』の考え方を理解しよう
1.特定社労士の基礎知識
2.公法と私法
3.特定社労士試験で必要な『私法』
4.個別労働関係紛争の解決方法
5.民事訴訟とあっせん
6.弁論の流れ
【第2章】『特定社労士試験』の問題の解法を身に着けよう
1.第1問(あっせん問題)の解法
2.小問①の解法
3.事例の法的判断 -小問②~④の関係-
4.小問②・③の解法
5.小問④の解法
6.小問⑤の解法
【第3章】簡単な『あっせん問題』を解いてみよう
1.例題
2.例題の解説
3.『解雇権』まとめ(vol.2の書籍記載内容)
4.小問①~⑤ 解答
vol.2 『あっせん問題』の知識編
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電子書籍
書籍解説
vol.2では、vol.1で学習した『考え方+解法』を実際の試験で生かすために必要な『知識』を解説しています。
実際の試験問題では、『普通解雇』『整理解雇』『懲戒解雇』『有期労働契約の雇止め』等、様々なテーマで問題が出題されます。
このときに必要な『知識』を、vol.1で得た『考え方』を利用しながら、vol.1で解説した『解法』に利用できる形で、テーマごとに解説を行っています。
【令和7年度】改訂版 での変更内容
▶特別研修で追加された項目に関して解説の追記を行いました。(例:配置転換の考え方)
(こちらに関しましては、昨年度途中でお配りさせていただいた追加資料をさらにわかりやすくして追加したようなイメージです♪)
▶試験における意思表示(民法)の考え方・解答へ反映する方法の解説をより明確にしました。
◆掲載内容◆
【第1章】『民法』と『労働契約』で必要な知識を身に着けよう
1.特定社労士試験で問われる知識は?
2.民法の基礎的な考え方
3.労働契約の成立
4.労働契約の解約
5.労働契約の内容の変更
【第2章】会社側の『権利』に関する知識のまとめ
1.労働契約の運用時の紛争①
2.会社側の『権利』の知識の使い方
3.『解雇権』まとめ
4.『懲戒権』まとめ
5.『出向命令権』まとめ
6.『人事権』まとめ
7.『有期労働契約』 まとめ
【第3章】会社側の『権利』の詳細を理解しよう
1.解雇権
2.懲戒権
3.出向命令権
4.人事権
5.有期労働契約の考え方
【第4章】『損害賠償請求』に関する知識を理解しよう
1.労働契約の運用時の紛争②
2.損害賠償請求権
近年の出題傾向にも対応♪
近年の特定社労士試験では、労働契約法だけでなく民法(意思表示)に関する考え方を身に着けておく必要があります。vol.2では、この点にも配慮した解説を行っております。
vol.3 『倫理問題』の考え方・解法・知識編
POD(紙書籍)
電子書籍
vol.3では、『第2問 倫理に関する問題』を解くために必要な『考え方+解法+知識』を解説しています。
特に重要な 社労士法 第22条 第2項 に関して条文の成立過程から解説することで、『第2問 倫理に関する問題』を解くために必要な『考え方』に関して、 暗記ではない、応用が利く大きな視点での理解 が出来るように工夫しました。
この考え方を生かした『解法』、またその『解法』に必要な『知識全般』まで解説しています。
また、社労士法 第22条 第2項 以外の出題項目(条文)を分類し、倫理に関する問題としてどのような形で出題される可能性があるのかを分析・予測し、問題に対する『解法』、またその『解法』に必要な『知識全般』までを解説しました。
さらに、未知の出題項目に出会った際に考えていく手順を示すことによって、より応用の利く『考え方』を習得することを目指しています。
【令和7年度】改訂版 での変更内容
▶これまでは、頻出出題項目である 社労士法 第22条 第2項 を中心にした解説を行っていましたが、近年の出題範囲の拡大を鑑み、社労士法 第22条 第2項 以外の出題の解説を大幅に追記しました。(未出題項目を含みます。)
▶これに伴い、ページ数が大幅に増加!(56ページ ⇒ 72ページ に増加。)
◆掲載内容◆
【第1章】『特定社労士試験』の基礎知識を復習しよう
1.基礎知識の復習
【第2章】『倫理に関する問題』のイメージを作ろう
1.倫理問題のイメージを作ろう
【第3章】『倫理に関する問題』の解法を理解しよう
1.倫理問題の解き方
【第4章】解答に必要な知識① 【基礎知識+22条2項関連】
1.社労士法の基礎知識
2.社労士の義務に関する考え方
3.社労士法 第22条 第2項の更なる拡大解釈
【第5章】解答に必要な知識② 【その他の出題形式】
1.社労士法 第22条 第2項 以外の出題
2.通常の社労士業務の受任可否
3.社労士が公務員・仲裁人を務めている場合
4.『社労士でない者』 が依頼を仲介する場合
5.社労士の団体交渉への介入に関する問題
6.社労士法の条文番号まとめ
【第6章】『倫理に関する問題』を解いてみよう
1.過去問 第17回 第2問 小問(1)
2.過去問 第17回 第2問 小問(2)
3.過去問 第20回 第2問 小問(1)
【付録】試験の一般的な注意点
1.特定社労士試験の注意点と対策
解答用紙のおまけつき♪
vol.3の巻末には、本番の解答用紙を再現したものを掲載しています。
B5→A3へ拡大コピーしてお使いください。
※解答用紙はこれまでも変更されてきているため、変更される可能性があります。
『考え方+解法+知識』を理解した上で、暗記に頼らず、過去問演習などを行えるようになりましょう♪