「多角関係」
作者:Tレウ
原作:PND


最終話 「明日」



あらすじ

Tレウから一方的に暴行を加えられ、ついに屈してしまったPND・・・・
この先に待ち受けているものとは一体・・・・・・・・・









ようやくクラスメイトと再びなじめるようになったもののPNDは自ら誰とも関ろうとしなかったため、依然として絡む機会は少なかった。



ある日、M子から2ヶ月ぶりのデートの誘いが来た。



PNDは以前の事もあってか行く気はあまりなかったが渋々行く事にした。



M子とデートしてる時の事である



M子「この前また別の人から告白されちゃったんですよ~」



PND「また!?・・・・」



M子「最近よく告白されるんですよ~」



PND「(俺という彼氏がいながら・・・・)返事はどうしたの?」



M子「しましたよ!彼氏がいるから考えさせてね♪って」



PNDは怒りを乗せるかのように・・・・



PND「はぁ??(保留するなよ・・・・まるで次の彼氏の候補かよ!!・・・・)」



M子「ちゃんと断ろうとはしたんですけど・・・・私って優しい子なんで><」



そんなの優しさとは言わない・・・本当に優しいなら告白された時にしっかり断れるはずだからだ。



PND「・・・・・俺の立場は?」



M子「そんなの知りません☆」



PNDはついに切れてしまった。



PND「もう頭に来た!!!!帰る!!!!」



こうしてこの日のデートは終わった。



PNDこの出来事をきっかけに出逢い厨になろうと決意



PND「出逢い厨に!!!俺はなる!!!」



そして彼の出逢い厨ライフが始まった。



mixi、twitter、前略などあらゆるコミュニケーションツールを駆使した。



クラスでも出逢い厨キャラが浸透していった。



クラスメイトからは最低といわれながらも、キャラを維持した。



「あっ、出逢い厨の代名詞ことPND君じゃないか!!!」



「よ!ロリコンPND、出逢いPND、チキンPND、ヤリPND~」



「全世界の出逢い厨が泣いた」



今年もそろそろ文化祭シーズンが近づき、PNDはこれを出逢いのきっかけにしようと目論んだ。



マジックの上手い友人からマジックを教わる事にする。



それからPNDは目の色を変えてマジックの練習に励んだ。



PND「(M子と別れて新しい子と付き合うんだぁああああ!!!!)」



ある日の放課後、PNDがいつも通りマジックの練習をしていた時



教室にTレウが現れた。



Tレウ「トランプなんか 握り締めちゃって何やってんの?」



PNDはTレウを少し避けていた。殴られると思い警戒していた。



PND「文化祭に向けてマジックの練習してるんだけど・・・・」



するとTレウは何か閃いたように



Tレウ「ならトランプにアドレスやmixiネームとか書いてマジックしながら渡せばいいんじゃね?」



出逢い厨のPNDはとてもおいしい話だった。



PND「いいねそれ!!!!」



声を裏返し、異様にテンション高いPNDだった。



その日の晩、PNDは新しくトランプを一箱買い54枚全てに携帯のアドレスやらmixiネームを書いた。



それからも、PNDは友人の指導の下、血の滲むくらいマジックの練習に励んだ。



だがその間のM子からのメールの量は異常だった。



メールの返信が少しでも遅れただけで・・・



M子「なぜメールの返事くれないんですか・・・・?なぜ電話に出てくれないんですか?」



そういったメールで受信ボックスが埋まってしまった・・・・・



また、電話も毎日掛かってくるため着信履歴もM子で埋まっていた。



それから、M子とたびたび会う機会があったが



以前からM子の束縛は激しく、それがエスカレートしたのか



M子「私以外の女性とは絶対会わないでください。それと会話もしないでください。」



PNDはM子の束縛に耐えられなくなっていた。



これらを一言で表すと「ヤンデレ」である



PND「もう・・・・・たえられるか!!!・・・・・・・」



そんなある日



PNDはいつも通り登校する。



以前退部させられるも、やはり茶道部のことが心配だったので部室をのぞいてみると・・・・・・



そこには以前のような綺麗な部室ではなかった・・・・・・・・



荒れ果てた部室・・・・・



散々しているタバコの吸殻・・・・・・



転がっている茶筅道具・・・・・・・



破れた襖・・・・・・・



PNDはとてもショックだった



M子に部長を任せた結果がこれである・・・・・・・



PND「(M子は一体何やってたんだ!!!!!!)」



PNDはM子に対し怒りを覚えた



PND「M子ぉおおおおおおおお!!!!!!!!」



血相を変え、学校中を走り回るPND



M子の教室近くに行った時だった



男女のカップルがイチャイチャして歩いてきた。



1人は誰が見てもイケメン好青年



そしてもう1人は・・・・・・・・・・・・・・・・M子だった。



M子はPNDに気づき男から離れる・・・・・・



PND「・・・・・・・これはどういうことだ?」



M子「ち・・・ちがうの!!!」



PND「うるさい!!!」



周辺に居た生徒達はこっちに目を向けた



PNDは我に返ったのかその場から立ち去る。



M子は追いかけてきて、必死にPNDにすがった。



M子「違うの!これは誤解なのよ!!!」



PNDはM子を振り払い逃げた。



PND「部活をめちゃくちゃにして次は浮気ですか?さようなら!!」



M子は両手で顔を押さえて泣き始めた。



M子「待ってよ・・・・・・お願いだから待ってよ!!!・・・・・・」



PNDは背を向けたまま片手をあげ



PND「あばよ」



心置きなく出逢い厨になれるPNDであった。



その後PNDはM子を見返す一心でマジックの練習に励んだ。



そしてついに文化祭



初日



PNDは女子を見つけては片っ端から話しかけ



PND「俺のマジック見ない?」



そう言ってマジックを一通り見せ、最後に名刺代わりにアドレスなどを書いたトランプを突然出現させ手渡した。



帰宅するなり携帯を開くPND・・・・・・・



「マジック素敵でした♪また今度見せてください!!」



「うちの文化祭でもよかったら披露してください!!」



などといったメールが大量に来ていた。



それを見てPNDは興奮せずにはいられなかった。



PND「モテ期キターーーーー!!!」



知らず知らずPNDベットで飛び跳ねていた。



だがその反面、PNDはM子を一方的に突き放したことを少し後悔していた。



PND「(少し・・・・・酷すぎたかな・・・・・?)」



そう思ってる最中M子から電話が来た・・・・・



PND「もしもし・・・・単刀直入に聞くけど・・・・この前一緒に居た男は誰?」



M子「ただの友達ですよ~」



PND「弟から聞いたんだけど彼氏だって??」



M子「そんなわけないじゃないですか~」



PND「二人でいちゃついてるとこを見たんだよ!!!!」



M子「(あーめんどくさい・・・・)」



M子はついに諦めたのか、開き直った。



M子「他の人といちゃついてて何が悪いんですか!!!!」



PND「俺をここまで束縛しといて、お前はなんなんだ!!!」



M子「私束縛されるの嫌いなんで~~」



PND「自己中じゃないか・・・・・・」



M子「それが私です♪」



ついにPNDはブチぎれた。



PND「ふざけるな!!!!だいたいあの告白はなんだったんだよ!!」



M子「あの時は・・・・・ちょっと動揺してて~告白されたと勘違いしてたんです~」



PND「意味分かりません!!!」



M子「それを含めて私なのです。」



PND「浮気も含めてお前なのか?」



M子「それが受け入れられないなら別れてください」



PND「こっちからお願いするよ・・・・二度と俺の前に現れるな!!!」



そういって電話切るPND



PND「(酷かったなと思った自分がバカだった・・・・・・)」



そして今までの出来事を振り返っていた・・・・・・



好きでもない女性と交際し、それに嫉妬した連中によって人間関係を壊され、頼る人が居なかったから日記を書き、その日記がバレて暴行を受け、



そして破局・・・・・・



こんな事を味わえるなんて滅多にないだろう。



数日後



PNDは自分でクラスメイトや友達にM子と破局した事を伝えた。



Tレウはその話を聞いてこう言った。



Tレウ「今までの事をネットに晒せばいいんじゃない?」



PND「なら2chとかに晒そうかな?ww」



Tレウ「それならさ、今度小説 か か な い か?」




終了




エピローグ




現在Aスケは出逢い厨となり、モ●ゲで女を求めている。



SノはPNDがM子と別れた後にM子に告白したらしい。



Hikoは現在・・・・・・・・・行方不明。



M子は相変わらず男遊びが激しいらしい。



そしてPNDは、今も出逢い厨として強く生きつづけている!!!!!!







ご愛読?ありがとうございましたwwwww



一方的にうpし続けて申し訳ありませんwwwwwwwwwwww



PNDの黒歴史をそのまま文章化させてもらいました。



途中Tレウことタレウが出てきましたが、互いの黒歴史の1ページがリンクしただけです。








見たいわけでもないのに勝手に公開範囲に入れて日記ジャックし続けるのは失礼なので



これからは普通の日記を書きます



ノシ




いままで読んでくださった
みなさんホントにありがとうございました