私は以前に、こころの電話相談をして、
「長年、鬱や不安障害を患っていて辛い。どこにこの苦しい気持ちを吐き出せば良いかわからない。焦りや不安を感じます。しんどいです。」
と相談員の方に言ったことがあるんですね。
そしたら、相談員の方は、私に対して、
「少しでも明るいほうに希望を持ってください。」って言ったんですね。
でも私はその方の回答に納得できなかったんです。何故かと言うと、私が相談しているのは希望持てないからであって、希望持ってたら電話してないからです。
私はどちらかと言うと、強い不安感や動悸、不眠、パニック症状など精神薬の副作用と長年飲んでた薬の後遺症で苦しんできました。
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周りと比べて置いてけぼりにされてるような孤独感。
症状がなかなか良くならないことに対する焦り
。
不眠による、疲労感の蓄積。
このままだはダメだと自分を責める気持ち。
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そういった苦しみを感じてきました。
私が、なぜ電話をして、話を聞いてもらいたかったかと言えば、おそらく気持ちをわかって欲しかったからなんですね。
相談員のかたに、希望を持ちなさいと言われたかったわけじゃないんですね。
「あぁそうだったんですね。お辛いですね。でもそんな中で勇気を振り絞ってお電話してくれてありがとうございます。ほんとにここまで大変だったと思いますが、本当によく頑張ってこられましたね。しんどかったと思います。」
って共感してもらいたかったのだと思います。
希望って、不安な時には生まれるわけないんだと思うんです。不安でざわざわしてるときの不快な感覚から希望に変えるってとても難しいことなんですね。
だから、まずは、受け止めてもらいたかった。
それだけなんです。そうしたら、心が緩み、安心し、肩の荷がおりますね。
精神疾患を抱えてる人たちは、これまで誰にも頼らず、1人で頑張ってこられた方が多いと思います。
彼らに必要な言葉って、
希望を持ちなさい、ではなく
ここまで頑張ってきましたね。もう背中の荷物をおろして良いんです。ほんとによくやってます。という労いの一言なんだと思います。
1人でも多くの方に、理解していただけるとありがたいです。
たまちゃん