さて…前回は、一次試験のエッセイ対策として↓のスクールのお世話になったことを書きました。
10回の添削指導を受けたらハイ終わり!ではなく、ここから試験まで学んだことをベースにして、多くのTopicについて書いたか…で、結果が変わってくる…と思って、ひたすら英文をエッセイを書き続けました。
私は、一次試験を通過するまでに”3回”も受験したのですが…
(自慢することでも、強調することでもないのですが…)
試験本番までにどれくらいのエッセイを書いていたか?というと…
1回目の受験の段階では70~80本程度。
2回目は1回目+20本くらい(≒90~100)
3回目に合格した時点では100本は軽く超えて、100均で購入したB5サイズのノート3冊分になっていました。
入手していた過去問のTopicはもちろん、手持ちの問題集や受験した1級対応の模擬試験の問題に加えて、過去に「二次試験」で出題されたTopicについても一次試験のエッセイの文字数制限で3つの理由を挙げて書く練習をしていました。
あとは…自作の問題も。
自作の予想問題の例としては…(全部、予想が外れましたが。。)
*オリンピック競技にeスポーツを追加するのは賛成?反対?
*万博を開催することは、国/地域経済にとって有益か?
*芸術は緊急事態(例:パンデミック)下で不要不急か?
*国民の健康・命を守るために政府が国民の権利を制限することは正当化されるべきか?
*日本の防衛費は増額するべきか?
*日本における成人年齢引き下げは社会に良い影響を与えたか?
*国連はもっと世界に影響力を持つべきであるか?
*カジノを含むIRは地域経済に良い影響を与えるか?
*日本は中国との関係性を見直すべきか?
…みたいな感じ。
過去のエッセイや面接で出題された内容をアレンジしたり、試験の準備期間中のニュース番組や情報番組、新聞などで取り上げられていたような話題をヒントにして自作のTopicを作って、そこに対して自分の考えを英検のエッセイと同じ条件で書く練習をしました。
過去問(エッセイや二次試験のスピーチのお題)については、模範解答が公表されていますから、それらを参考にして自分のエッセイの出来栄えについて見直しをする…ということも可能でしたが…
みなさま、ご存じの通り…英検協会の模範解答は素晴らし過ぎて、ちょっと私のような一般受験生にとっては難しすぎる。
とても、あんな完璧なエッセイやスピーチは無理!!
というものばかり。
さらに、自作のTopicに関しては、模範解答がないので、自分でお題を作って書いて「良く書けました!」で自己満足で終わってしまう可能性も。。
全てのエッセイを見てもらうことはできなくても、よく出る分野とか、他のエッセイにも応用ができそうなお題に関しては、きちんと基礎を固めておいた方がよいだろうな~…というわけで、こちら↓の英文添削サービスを活用させて頂きました。
英文の添削をお願いするにあたっては、先生を指名することができるので、「英検1級取得済み(2016年以降の試験で二次試験も含めて合格した経験がある先生)」「英検1級の生徒さんの指導経験のある方」をプロフィール画面から探して選び、添削をお願いしました。
加えて、
「英検1級の一次試験のエッセイの練習課題である」
ということや、
「自分の書いたエッセイの日本語バージョン」
も一緒に添えて提出しました。
1回目の一次試験の前は自信がないものについてはとりあえず全て添削をお願いするスタイルでしたが、2回目は片手で数えられるくらい。3回目は自力でスムーズに書けるようになっていたことや、ChatGPTを活用したこともあり、添削サービスを利用することなく終わりました。。
英文のエッセイについての添削にとどまらず、英検1級の一次試験のためのアドバイスなどもメッセージ欄に書いてくださる先生もいらっしゃったりして、すごく励まされました。
このblogをご覧の方で、一次試験の結果を見て、
「自分ではすごくちゃんと書けたと思ったんだけどなぁ」
「25点くらいはもらえていると思ったのに、意外と点数が低い」
と、エッセイの結果に”もやっ”としている方は、一度、自分で書いたエッセイを誰かにきちんと見てもらって、添削を受けることをお勧めします。
身近に英検1級のエッセイの指導ができる先生がいらっしゃらない場合は、最近は、オンラインで英文の指導をしてくださる先生や、エッセイ+スピーキングの合わせ技で指導してくれるオンラインスクールなどもありますから、いろいろと検索して、ご自身に合うところ(予算も含めて)を見つけて、一度見てもらうと、「何がまずいのか?」「どんなミスをしているのか?」が明確になるかもしれません。
なんだかよくわからないけど点数がもらえない…という状況で準備を続けても、同じことの繰り返しになってしまったら時間がもったいない
2024年度から要約問題がライティング試験に追加されて、準備が大変になってきていると思いますので、エッセイ対策に時間をかけられないかもしれませんが。。
練習をしておけば、エッセイを書くスピードが上がるし、エッセイの時間を短縮することで、他の問題を解く時間や見直し時間を使えるようになるので、エッセイの練習もぜひ続けましょう
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