CJDの事から | pandachioの好奇心ブログ

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(明るくない話題ですので、嫌な方はスルーして下さい)

今年は、自分の周囲でお亡くなりになる方が多く、凹んでしまう。

100万人に1人という確率でクロイツフェルト・ヤコブ病(CJD)を発症し、半年後に生涯を閉じた方がいた。

ある日、会話をしていて異変を感じ、その翌週に入院。

その2週間後にお見舞いに行ったが、すでに寝たきりとなっていた。病状の進行があまりにも早く、衝撃的だった。

・・・原因が全くわからない。治療法もない。解せないまま、5ヶ月後に亡くなられた。

本人の意思や努力や抵抗は全く無関係で、一方的に命の在り方を決められてしまうとは、何と無慈悲な神様であることよ・・・。



それとは別に、私の伯父(つまりおじさん)が昨日突然亡くなられた。

死因は心筋梗塞とのこと。

私が生まれた時からお世話になっていた人なので、思い出は尽きない。永眠されたご当人をいざ目の前にしても、現実を受け入れられない。

ご長男(つまりいとこ)までが、「信じられない」といい、悲しんでいる時間など無くて、集まった我々同世代が、極めて事務的に段取りを進めるしかなかった。

この歳になると、知り合い関係も「こっち」から「あっち」へいってしまった方が多くなってきた。

ともすれば、「ただ居場所が変わっただけ」という不思議な感覚にも陥る。

いずれ自分もあっちへ行くんだったら、やっぱり今やるべき事を頑張らないと後悔するなと思う。もう、次世代の事(単に家族という単位だけではなくて)を考えなければならない段階に入っている。


(余談:びっくりした事)
伯父が亡くなって半日も経っていないのに、既に銀行の口座が凍結されていたという。おばさんがお金を下ろしたくても下ろせない。
銀行がどこから情報を入手するのかわからんが、悲しむ時間があったら真っ先にお金を下ろしておけ、という教訓だった。