今月の6月17日で、娘がこのような状態になって、自宅での生活を始めてから3年ですクラッカー

入院生活はICU、小児科病棟合わせて8ヶ月にもなりました。

ということは、低酸素脳症になってから、もう3年8ヶ月も経つんですね・・・びっくり

 

元気だった2歳までの2年間という月日をとっくに越してしまったんだなぁと考えると、母は少し悲しい気持ちになりますが

低酸素脳症という重度の状態になってから、3年半以上も比較的穏やかにお家で過ごせていることは、ありがたいこと、と感謝しています。

 

一時は、病院で諦めかけた娘の命でしたが、

8ヶ月という病院での時間は

私たちが色々な葛藤を受けとめて、納得して、この事実に向き合って生きて行こうと決めるのに必要な時間だったと思います。在宅で娘を診ていくにあたりに必要な手技の練習も、数ヶ月かけて行い、退院の日には、怖いものはほとんどない状態で帰宅しました。とはいっても、カニューレ交換だけは病院では1ヶ月に1回しか練習できなかったので、不安のままでしたが、在宅生活が始まったら、往診の先生が優しく教えてくださり、私たちの不安を取り除いてくれました照れ

 

退院の日は、お友達のママと娘のお友達がサプライズで、小児科病棟の入り口まで来てくれましたドキドキ

「強くなったね」って友人ママが励ましてくれて、プレゼントやお手紙で私たちの新しい生活を励ましてくれました。

GCUを退院した時のような感動とは全然違う、恐怖や不安が、彼女たちのおかげで和らいでいくのを感じました。

 

長い入院生活を支えてくれた病棟の看護師さんたちも、温かなメッセージを私たちに手渡してくれて、小児科の玄関で大勢で見送ってくれました。大好きな担当ナースさんは、わざわざタクシーを乗るところまで、友達ママとキッズたちと一緒に来てくれて、大勢に見送られて自宅に帰宅しました。寂しい、悲しいと思う暇もないくらい、温かな気持ちにさせてくれて、ありがたかったです。娘は変わり果てた姿になってしまったけど、こんなにもたくさんの人に見守られてなんとかこの日を迎えることができた、という喜びを感じることができました。みんなに支えられて生きているんだなと思い、「おかえり、帰ってこられて良かったね」と娘に何度も話しかけたのを覚えています。

 

あれから3年。娘よ、母は少しは強くなったかな。あなたがいてくれて良かった。

いつも、見守っていてくれてありがとう。

これからも、私たちなりの幸せを探しながら生きて行こう。

 

今日は、「ひまわりの約束」を聞いて寝たい気分です

 

そばにいたいよ

君のためにできることが僕にあるかな

いつも君に ずっと君に 笑っていて欲しくて

ひまわりのような まっすぐなその優しさを温もりを全部

これからは僕も届けてゆきたい 本当の幸せの意味を見つけたから

 

(ひまわりじゃないけどドキドキあせる