知らない人への関わりを

躊躇いがちになってます。


コロナ禍じゃなければ

迷わなかったのに。


。・゚・。。・゚・。。・゚・。。・゚・。・゚・。


ほんの数時間前の話。


いつものスーパーへ向かい歩いていると

ふと、携帯ショップのシャッターが

下りてることに気がつき、

あれ?今日金曜日だよね?

定休日じゃないのに、なぜ??

何となく気になって、ショップの入口まで

近づくと、臨時休業の張り紙が‼️


当店従業員が新型コロナウィルスに

感染したため、2月4日〜5日

臨時休業致します。

大変、ご迷惑をおかけしますが

何卒、よろしくお願い致します。


というような内容が書かれていた。

早速、夫にLINEでお知らせ。

あまりに近いので、二人で

遂に来たかと……驚き


LINEを送って、再び、歩きだそうとしたら

高齢のおばあさんに声をかけられ

「どうしました?」と聞くと

「この道、真っ直ぐ行くと姫路ですか?」

と言うのでびっくり

ここから姫路まで道がつながってるか

どうかなんて方向音痴で道に疎い私は

考えたこともなくねー

いやいや、それ以前に

歩いてるわけだから、おかしい!


「あの、どちらに行こうとされてますか?」と

聞いてみたら

「行こうとしてるけど、わからない」と

聞こえたような、違ったような…えー?

道路沿いだったから、車の音で

おばあさんの声が聞こえず

何度か聞き返したら

おばあさんは

もういいです的な動作を私に向けて

歩きだしてしまった。


気になったけど、私もスーパーに向かって

歩きだしながら

おばあさんが歩いているのを

何度も振り返って見ていたら

何歩か歩いては立ち止まる姿が見えて


これは、やっぱり

放っておけないアセアセ


急いで走って…(走ると息があがる(¯―¯٥)

おばあさんの元へ戻った。




もう一度、行き先を聞いたら

「○○に行こうとしてるけど

   分からない」この○○が聞き取れない

しかも、マスクをずらして

喋りだしたから、怖いなぁ〜

どうしようかな〜と考えながら

おばあさんの背負ってるリュックを見ると

名前と電話番号が書かれた

名札のようなものが見えて


これって、もしや

徘徊……というやつかな?

天気いいのに、傘を持ってるし(・・?)


この番号にかけてみようか?

「おうちの方に連絡してみましょうか」と

言うと

「家族は今、風邪で寝ている」と

おばあさんが答えたので


私は夫に相談してみようと

電話したけど、出なかったから

これはやはり、警察に連絡なのかなと

判断して

たぶん、初めての110番に

かけてみた。


私は電話に緊張するタイプなんだけど

そう言ってられない

わかってる✊と

自分に言い聞かせた。


警察「事件ですか?事故ですか?」

私「いえ、どちらでもないんですが

      高齢の方が道に迷われてるようで」

      というと

警察「その方のお名前わかりますか?」と

         聞かれて

私「名札に○○さんと書いてあります」と

      答えると

警察「わかりました。こちらから

        署の者を行かせますので

        一緒にお待ち頂けないでしょうか?」

私「わかりました。場所は…○○です」と

      説明をして電話を切り待つことに。

5分ほどして、パトカー到着…(・・;)


おばあさんには

「行き先が分からないということだから

   警察の人に来てもらいましたよ。」と

話したら

「警察に迷惑かけたら

   また、娘に怒られる…(;_;)というので

大丈夫ですよと話し

警察の方に、最初からの経緯を

説明すると

警察「この方は警察の方で把握してる人です

家族の方に連絡をし、迎えに

来てもらいます。」というので

あっなるほど、度々保護されてる方なのかと

わかった。


通報者として私の名前や住所

連絡先などを聞かれ

後は、警察の方にお任せくださいというので

私は、よろしくお願いしますといい

やっとその場を離れ

スーパーに向かった。



歩きながら

あの、おばあさんの姿は

明日の我が親の姿かもしれないと

思えた。


5、6年前

母が道に迷ったことがあった。


引っ越してきて1年経つか

経たないかの頃

一人で

スーパーを目指していて

前に一度、父と一緒に通ったはずと

思い、慣れない道を

スーパーがあるはずと思い込み

どんどん歩いてるうちに


なんと!一駅先の道まで

行ってしまっていた。


電話をかけてきて

今、○○の辺りにいると聞いたときは


えーーーーーーっ(゚ロ゚)


母は、兄のところにも電話していて

ちょうど、日曜日で

兄が単身赴任先から帰ってたので

兄夫婦と姪っ子とで

母を迎えに行ってくれた。


夏のまだ暑い夕方だった。

実家に行き

母の顔を見た時は、なぜか

涙がでてきた私泣くうさぎ


認知症を疑ったが

単に本当に道を思い込み

歩き進めてしまっただけだったことが

後になってわかった。


その時のことを思い出した

今日である。