昨日は、風は強かったけど
気温高めのお天気だった。
いつものようにレンタルDVDを
返却&レンタルしに行き
そのまま、買い物のため
スーパーへと向かって歩いた。
そのとき、一台の車が気になった。
公園の横、路地への入り口で
左折しかけで停まってる車。
「何、この車?曲がるなら曲がって
しまえばいいのに」
と
心の中で文句を言う私。
歩道を遮ってるから、自転車の人も
歩行者も、その車を除けて
過ぎていく感じ。
なんなのぉ〜と思いながら
運転席見ると、おじいさんが
ハンドルを握ったまま
じっとしてる。
誰が待ってるの?道、迷ってるの?
なぁんか気になったままで
振り返りながら、スーパーへと
進んでいった。けど
立ち止まり、車のほうを見てた。
あれ?ウィンカーは右に出てる
左折なのに?
頭の中で、おかしい、おかしいが
浮かぶ。
そこへ、夫から電話がかかってきて
その車の様子を話したら、夫は
「今、どこにいるの?
その車のとこに行って声かけてみて!
おかしかったら、近くの店に
知らせに行って!」
そう言われたから
私は車のほうへ戻ってみた。
少し開いた窓をコンコン、コンコンして
すみません、どうかしましたか?
大丈夫ですか?って
声をかけてみた。こっちを見ない
反応がない!と思ってたら
頭がぐらっと後ろへ
息はしてるけど、おかしい!
慌てて、すぐ近くの
くら寿司に駆けこんで
事情を説明して、一緒に来てくださいと
お願いした。
店員さんと一緒に車のほうへ
走って行ったら
車のそばに中高年くらいの
男性がいて
電話をしながら、車のナンバーを
伝えていた。
その男性がおじいさんの車の
エンジンを止めて
こちら側に来たので
話をしたら
「今、救急車呼んだから
もう来ると思う。
どこかで事故したのか
ほら、傷だらけや」
そう言われて車を見ると
ライトの下あたりに
擦った傷があった。
どこかに当たって
ここに曲がったのかな?と
思いながら、男性と一緒に
救急車の到着を待ってた。
くら寿司の店員さんには
来てもらったお礼を言って
お仕事に戻って下さいと
伝えた。
ほどなく、救急車のサイレンが
聞こえてきて
男性が車道に出て
救急車に合図してくれた。
到着した救急隊に
車のエンジンを止めたこととかを
話し、その男性は
自分の車に戻り走り去って行った。
私は、おじいさんが
救急車の中に乗せられるとこまで
見守った。
救急隊の人がどこかへ電話をし
警察と○○もお願いしますと
聞こえた。
○○は聞こえなかった。
私は、ホッとして
スーパーへと向かいながら
何度か振りかえると
またサイレンの音がして
消防車が到着していた。
スーパーへ行きながらも
おじいさん、どうなったかな?
なかなか救急車発車しなかったけど。
とか考えながら歩いてた。
私がどうして気になったのか
高齢の運転手だったこと
左折しようとした形で
止まってるのに
ウィンカーが左ではなく
右が出ていたこと
へんな場所に停まってるのに
動こうとしてなかったことだった。
誰かーって叫ぶこと
出来なかった。
様子のおかしい
おじいさんを見て怖かった
早く早くなんとかしなきゃって
それだけだった。
夫には、良いことしたんだよって
言われたけど…
今、事情があり
私のスマホは電話をかけられない
(料金は支払ってある)
かかってくる電話に出られるだけ。
ネットもWi-Fiがあるところしか
使えない。
だからLINEも無理だった。
救急車?警察?に連絡だと
思ったのに
出来ない自分が情けなかった。
本当に今
携帯電話って大事だなと
思った一日だった。