エドワード7世生誕180周年記念~エドワーディアンの家具を愛でる~ | 東京の高級アンティーク家具店パンカーダのブログ

エドワード7世生誕180周年記念~エドワーディアンの家具を愛でる~

今から約180年前。


1841年11月9日、ロンドン、バッキンガム宮殿にてヴィクトリア女王は長男を授かりました。

彼女にとって第二子であり、初めての男子。「アルバート・エドワード」と名付けられ、愛称は「バーディ」。彼こそが、約60年の後に英国王となるエドワード7世です。




ヴィクトリア女王によるバーディのポートレート。
1843年水彩画。ペットとして飼われていたオウムとともに。
当時は邪気払いとして魔物の目をあざむくために男の子は6-7歳まで女の子の服を着ていたことが多かったとされています。



1901年にヴィクトリア女王が崩御し、約60年間の皇太子の期間を経て、59歳で王となったエドワード7世。語学が堪能だったエドワード7世は王族外交を展開し、ヨーロッパの平和を守るために奔走しました。


エドワード7世肖像画
Portrait by Sir Luke Fildes, 1901(Public Domain)


ロシア皇帝もドイツ皇帝もエドワード7世の甥であるという当時のヨーロッパ各国間の濃密な血縁を活かし、戦争の回避に尽力。日本とも友好を深め、彼の治世下に日英同盟、英仏協商、英露協商が締結され、日本・フランス・ロシアとの関係が強化されたため、「ピースメーカー」とも呼ばれました。



国内的には長く続いたヴィクトリア女王の治世が終わり、新しい王は歓迎を持って迎えられました。


一時期の勢いほどではなくなったものの、日の沈まぬ国として大英帝国はまだまだ繫栄していました。




A map of the British Empire in 1921 when it was at its height, just before the Anglo-Irish Treaty of 1921. 
1921年当時のイギリス帝国(Pubric Domain)



そんな時代につくられたエドワーディアンの家具。


装飾豊かだったヴィクトリアンの家具と比べれば、すっきりとした意匠が多いことが特徴です。

長い皇太子時代、ベルエポック時代の花の都パリで数々の浮名を流し、恋愛と共にパリのエスプリを多いに吸収したというエドワード7世の気質も影響しているのではないでしょうか。




パンカーダには多くのエドワーディアンの家具がございます。
マホガニー材をメインとし、すらりとしたフォルムと端正な佇まいが美しい逸品ばかり。

その一部をご紹介いたしましょう。

 

 


エドワーディアン インレイド ミュージックキャビネット
1900年代マホガニー
http://pancada.net/item/cabinet/post_209.html




エドワーディアン ボウフロント コーナーキャビネット
1910年代マホガニー
http://pancada.net/item/cabinet/post_1544.html



エドワーディアン インレイド サザーランドテーブル
1900年代マホガニー
http://pancada.net/item/table/cat44/post_1752.html



エドワーディアン サイドチェア
1910年代マホガニー

 





エドワーディアン インレイド セティ
1900年代マホガニー
http://pancada.net/item/chair/cat50/post_1687.html



エドワーディアン マーケットリー ビューロー
1910年代マホガニー
http://pancada.net/item/desk/post_1686.html



エドワーディアン マーケットリー コーナーチェア
1900年代マホガニー
http://pancada.net/item/chair/cat50/post_1675.html



私個人のイメージとしては、ヴィクトリアンの家具は綺麗に着飾った貴婦人であり
エドワーディアンの家具はスーツを着こなした英国紳士のように見えるのですが・・・。

貴方にとってはいかがしょうか。



by N