ル・コルビュジエ 絵画から建築へ-ピュリズムの時代 | 東京の高級アンティーク家具店パンカーダのブログ
2019-03-14 09:00:00

ル・コルビュジエ 絵画から建築へ-ピュリズムの時代

テーマ:美術館・博物館巡り

ル・コルビュジエ (1885-1965)。

 

 

 

あまりにも有名な建築家であり、家具デザイナー。
特にこのソファー、みなさんご存知かと思います。

 

 

Le Corbusier (Charles-Édouard Jeanneret),
 Pierre Jeanneret, Charlotte Perriand
Easy Chair (Fauteuil Grand Confort)
1928
(ニューヨーク近代美術館・MOMA所蔵)

 

 

 

 

もうこれ以上のものは作れないであろうという完璧さ。
多くのデザイナー、建築家が憧れ、そして打ちのめされる偉大な存在。

ル・コルビュジエが設計した上野の国立西洋美術館が世界文化遺産に登録されたのは2016年のこと。

 


その国立西洋美術館で2月19日から「ル・コルビュジエ 絵画から建築へ-ピュリズムの時代」が開催されております。

 

 

早速足を運んでみました。

 


美術館の外観を愉しみつつ、なかへ入るとまず天井の高い「19世紀ホール」が迎えてくれます。
トップライトの陰影が美しく、スロープが印象的な壮麗な空間。
ここのみ、撮影が許されています。

 

 

 

平日にもかかわらず、多くの人。年齢層は幅広いのですが、男性の割合が高いように思えました。
やはり建築関係の方が多いのでしょうか。

 

 

 

 

 

 

19世紀ホールでは、彼が設計した建築物の模型や図面の一部などが展示され、コーナーでは「ピュリズム」の解説映像が流れています。

 

 

 

 

 

恥ずかしながら「ル・コルビュジエ」が本名ではなかったこと、本名「シャルル=エドゥアール・ジャンヌレ」がピュリズムを提唱した画家であり、雑誌までつくっていたこと等、この展覧会をみるまで全く知りませんでした。

 

 


 

19世紀ホールからスロープを上った2階には、ジャンヌレのスケッチや油彩を中心に、他のピュリズムの画家たち、対する「キュビズム」の画家たちの作品が多く飾られています。

 


彼が創刊した1920年創刊の『エスプリ・ヌーヴォー(新精神)』の表紙も展示されています。
文字だけで構成されたデザインは最高に素敵で、最後まで見終わった後にもう一度戻ってみたほどでした・・。(残念ながら撮影は禁止です)

 


最後の方に家具と建築の展示がありますが、正直、割合としては少なめ。
ル・コルビュジエの造形への考え方のもととなった「ピュリズム」にスポットをあてた展示会だったように思います。

 

 

ル・コルビュジエの展覧会のあとは、同時に常設展や「林忠正―ジャポニスムを支えたパリの美術商」も見ることができ、美術館の美しい中庭をたのしみながら1日中でもいられるような場所であると感じました。

 

 

ちなみに常設展は撮影可。ルノワール、シスレー、モネら印象派の大家をはじめ多くの名画が迎えてくれます。

 

 

ずっと好きで、実物をみたかったデンマークの「ヴィルヘルム・ハンマースホイ」の油彩を思いがけず見ることができ、嬉しいお土産をもらった気持になりました。

 

 

 


 

余韻に浸りながら外に出れば、コルビュジエこだわりの玉砂利を使った外壁が青空に映えていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

春のひと時、さくらを愛でながら、ゆっくりと名建築を鑑賞する上野散歩はいかがでしょうか。

 

 

ル・コルビュジエ
絵画から建築へ-ピュリズムの時代
5/19まで
https://lecorbusier2019.jp/


by N

 

 

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