貴婦人が優雅に広げるローネット | 東京の高級アンティーク家具店パンカーダのブログ
2018-11-15 10:19:45

貴婦人が優雅に広げるローネット

テーマ:アイテム解説

ローネット、ご存知でしょうか。


スペルは「Lorgnette」となり、フランス語源ですので、英語圏でもフランス語圏でも同じ綴りとなります。


日本語に訳せば「折りたたみ式眼鏡(もしくは拡大鏡)」。

 

 

 

歴史は古く、18世紀のヨーロッパ社交会の貴族達が 演劇鑑賞用に使用したのがはじまりともいわれています。
英国人の楽器職人、眼鏡職人であったGeorge Adams (c. 1709–1773) が折りたためるように工夫したことからとても広がり、オペラ鑑賞などに持っていくことが流行したそうです。


本格的な機能というよりは、貴婦人の装飾品としての面が強く、様々な装飾を施されたものが制作されてきました。

 

 

 

Lady with a Lorgnette by Jozsef Borsos, 1856.

 

 

 

パンカーダにも、フランスで買い付けた小さなローネットがございます。


材はシルバーにゴールドギルド。
柄の部分には優雅な小花の透かし彫りが施され、サイドの極小ボタンを押せば、ガラス部分がぱっと開きます。
ややアンバーがかったガラスも、どこかフランスらしくお洒落な雰囲気。
フランスのディーラーによれば、19世紀末くらいの品物とのことでした。

 

 

 

 

ローネットには、一般的な近視用の眼鏡の機能をもつもの、オペラグラスとしての機能をもつものなど、様々なタイプがあったと思われます。

 

 

from V&A Collection Poster(France) 1895

 

 

パンカーダのローネットは拡大鏡としてご使用いただけます。

私も試してみましたが、小さな文字や地図を見る時に片目よりは負担無く、字面を読むことができました。

 


こぶりなので、ネックレスとして首にかけておいてもとても素敵かと思います。


貴婦人の手元をより優雅に演出してきたこだわりの小道具。

大切な方へのギフトに、もしくはご自身へのご褒美に。
クリスマスを彩るアンティーク・アイテムはいかがでしょうか。

 

どうぞこちらからご覧ください。

 

http://pancada.net/item/subcategory_a/post_1619.html

 


【ご注意】
*古いものですので、ガラス面に若干の小傷がございます。
*開閉時に少しコツが必要です。


by N

 

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