お気に召すまま Whatnot | 東京の高級アンティーク家具店パンカーダのブログ
2015-08-11 10:13:33

お気に召すまま Whatnot

テーマ:アンティーク豆知識

アンティーク家具には色々な変わった名前がありますが、
今日はそのなかでもとびきり不思議な
「ワットノット/whatnot」という家具についてのお話。






これは、18世紀フランスでつくられていた
「etagere/エタジェル」が基といわれています。


「etagere」とは、「棚」のこと。


小さな品々を飾るステージとして平らな板が連なったものが始まりです。

ルイ16世時代にはとてもエレガントなものが作られました。


たとえばこちらはフランスのAdam Weisweiler (1750 -1810頃)の
コンソール・エタジェル。



こちらはロココスタイルのエタジェル。




このスタイルはやがて英国にも伝わり、
19世紀前半には大変な人気となりました。


陶器やオーナメント、小さな可愛らしい物たち、そして何でも、好きなものを

乗せられる家具は、装飾品に溢れていくヴィクトリアンの上流家庭の

ドローイングームではたいそう重宝されました。




陶器やオーナメント、フォトフレーム、ランプ・・・そして何でも、好きなものを。





英語で「whatnot」は「whatever」と似たような意味ではありますが、
どちらかというと長くなった説明を終わらせるような意味合いです。


つまり、日本語でくだけた言い方をすれば・・・


「お皿でも、小物でも、つまり、何でも!」


・・・ということ。





あなたのお気に召すまま、お好きなものを飾っていいのです。


こんな素敵な家具を手に入れる事、まだ迷っていますか?




・・・Why not?

by N

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