ファイヤースクリーンとは | 東京の高級アンティーク家具店パンカーダのブログ
2014-10-12 14:21:04

ファイヤースクリーンとは

テーマ:アンティーク豆知識

ファイヤースクリーンとは、暖炉の前に置く小さな衝立のこと。



薪がはぜて室内に飛ぶのを避けたり、

直接炎の熱さが人の顔にあたるのを防いだり、

暖炉を使わない季節に暖炉内を隠すためのもの。


ヨーロッパでは18世紀に広く使われるようになったといわれます。


形状としては大きく分けて折り畳み式のもの、3枚のパネルがつながったもの、
そして1枚のパネルに脚がついたもの(cheval screen)があり、
一番古いタイプがこの1枚パネルタイプ。



実用として使われる場合は金属などでつくられていたものの、

実はこの1枚タイプのスクリーンは装飾にうってつけでした。


例えばこちらはアントワネットが愛したプチトリアノン。



近年復刻されましたが、出来るだけ当時の雰囲気を残して再現されたといいます。

ここには、チェアとおそろいの華やかなファブリックを張り込んだ

ファイヤースクリーンが暖炉の前に置かれています。




他にも絵をはめ込んだり、刺繍作品をいれるなど、
贅をこらした品物が数多く作られました。


これは、マントルピースは部屋のインテリアとして中心的存在であり、
上流階級のサロンやパーラーでは、クオリティの高いファイヤースクリーンは
ゲストの注目の的になる、という趣味的な側面を

多く持った小物だったからと思われます。




パンカーダにも、その贅沢な趣味を体現したファイヤースクリーンがございます。




ちょっとした間仕切りや、目隠しなどにうまく使えば
現代の生活でも十分楽しむことができそうです。



英国ヴィクトリアンの粋をつめこんだ逸品をぜひご堪能ください。



by N

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