Sheraton Style(シェラトンスタイル)とは | 東京の高級アンティーク家具店パンカーダのブログ
2012-12-12 09:00:00

Sheraton Style(シェラトンスタイル)とは

テーマ:アンティーク家具の様式・スタイル

Sheraton Style(シェラトン様式)とは、Thomas Sheraton・

トーマス・シェラトン(1751-1806)によって、確立したデザイン様式のことです。


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ヘップルホワイトとチッペンデールから影響を受けると同時に、

フランスのルイ16世様式からも強い影響を受けました。


家具に幾何学の原理を応用しているので、形は厳格な要素を内包しつつ、

気品と高雅さあふれるデザインとなっています。


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後期にはアンピール様式の豪奢さを取り入れるようになりました。


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特徴は、直線をとり入れたシンプルで軽快なフォルム、

インレイ(象嵌細工)によって優美なモチーフを装飾に用いています。


壺・ばら・ベルフラワー(キキョウ科の鐘に似た花)、花綱飾り、

スクロールなどを多く取り入れました。


図案 集、家具辞典など、彼の著書は家具や室内装飾、生地などの分野で、

ヨーロッパだけでなく、アメリカまで広く影響を及ぼしました。


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シェラトンの家具は、例えばブックケースとテーブルを兼ねたライティングビューロー、

ドレッシングテーブルとカードテーブルを兼用しているテーブルなど、

機能的に工夫されたものが多いようです。


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チェアにも秀作が多く残されています。


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シェラトンスタイルのチェアは、背面は構造的にデザインされ、

横木と縦木のバランスがよく幾何学的な四角張った形、
オーナメントはアダムスタイルの影響から花瓶や杯、

レッグは丸型でフルーティング(溝彫)を施してあり、

ルイ16世スタイルに比べるとシンプルな分、柔らかい印象になっています。


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のちに、アダムとアンピールを単純化したデザインとなり、

インレイを多く使い、ストリンギングが多用されます。


インレイが好きだったのか、カーヴィングは少なく、

材料はマホガニー、サテンウッドが多いのも特徴です。


by T

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