ステンドグラスの歴史 | 東京の高級アンティーク家具店パンカーダのブログ
2012-05-23 11:00:00

ステンドグラスの歴史

テーマ:アンティーク豆知識

これから気候が良くなり、日差しを楽しむ季節の到来ですね。


そこで、光によって魅力をますます発揮する

「ステンドグラス」について、その歴史をご紹介いたします。


パンカーダのブログ


最古とされるステンドグラスは、

6世紀ごろに建てられたイスタンブールの寺院にその痕跡が

残されているといわれています。

が、痕跡なのではっきりとはわかっていません。


現存する最古のものは、

キリストと思われる人物の頭部の(1060年ごろ)のステンドグラスです。

パンカーダのブログ


また、書物に記載されているものでは

5世紀ごろ、当時のある作家がリヨンの教会のステンドラスを見て、

「まるで春の花でいっぱいの草原のように光輝いている」

と、その美しさを書き表しているのが見つかったそうなので

かなり昔から存在していたのでしょう...。


ステンドグラスが飛躍的に生産されはじめたのは、

12世紀に入り、建築の技術が発展し、より高くてエレガントな窓の大きい建築物の

実現が可能となったころ。

ステンドグラスの原料となるガラス産業の発展も影響しています。


12世紀中ごろ、

ヨーロッパ中に大聖堂や修道院の建築ラッシュが始まり(ゴシック建築)、

書物にあるような神や聖人のイメージをガラスで表現することが可能なほど、

絵付けの技術も発達します。


15世紀に入ると、ゴシック建築がさらに発展し、

教会や大聖堂の窓はより複雑にデザインされるようになります。


芸術性の高さから世界遺産に登録されている物も多く、

イギリスのカンタベリー大聖堂


パンカーダのブログ


パンカーダのブログ



ドイツのケルン大聖堂


パンカーダのブログ



パンカーダのブログ


などもよく知られています。



そんなステンドグラスにも、

17世紀以降、とりわけ18世紀から冬の時代が訪れます。


今まで賛美されていた中世の美術を、このころの時期の人々は

それを野蛮だといって軽視するようになりました。


聖職者たちも、教会内の絵付けのステンドグラスの光度に疑問を持ち

(絵付けがしてあり、光の透過性が低かったため)

明るい物を求め、幾何学的な模様のステンドグラスが流行ります。

この時、たくさんの芸術作品が外され、破棄されたそうです。

もったいない...。


そんなステンドグラスですが、19世紀に息を吹き返します。


ガラスの質が向上したことや、ネオゴシック運動が影響しています。

再び中世の美術が重要視され、「手作り」、「職人」というものに重点がおかれ

ステンドグラスの絵付け技師たちは、過去のステンドグラスのテクニックを頼りに

見事に蘇らせることに成功したそうです。


パンカーダには、絵付けのステンドグラスをはじめ

色々な種類のステンドグラスをご用意しております。

ステンドグラス


ぜひご来店の上、ご覧になってください。


by M





東京の高級アンティーク家具店パンカーダさんをフォロー

ブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になります

コメント

[コメントする]