プチポワン(Petit Point)とは | 東京の高級アンティーク家具店パンカーダのブログ
2012-03-04 11:00:00

プチポワン(Petit Point)とは

テーマ:豆知識

プチポワン(Petit Point)とはフランス語で“小さな点”という意味、

目の細かいキャンバス地に多彩な刺繍糸を用いて

細かなステッチを刻んでいく刺繍技法をいいます。


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最も古い刺繍技法のひとつで、歴史は古代エジプトにまでさかのぼるそうです。


一気に広まったのは18世紀オーストリア、ハプスブルク家が大流行させとか。


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女帝マリア・テレジアと後のフランス王妃マリー・アントワネットもアクセサリーやドレス、

調度品にもプチポワンをあしらったといいます。



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また、プチポワン刺繍は当時の上流階級の子女の嗜み、貴婦人の優雅な趣味いわれ、

宮廷でも長く愛され続けたようです。


プチポワン以前の代表的刺繍にはゴブラン刺繍があります。



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ゴブラン刺繍はゴブラン織り(綴織)のような刺繍のことで、

人物や風景を精巧に織り込んだ絵画的図柄のテーブルマットや壁掛けなど、

様々なものに施されました。


このゴブラン刺繍をより繊細により洗練させたものがプチポワンです。

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正式には、貴婦人が身に着ける宝飾品やハンカチ、バックなどに刺繍された、

シルクの刺繍布に緻密にステッチされているものを指します。

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その素晴らしい装飾技巧はやがて、家具やテーブルクロス、

壁掛けといった室内装飾にも広まり、ヴェルサイユ宮殿やトリアノン王宮の調度品にも

プチポワンが使われています。


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ロココ時代の王侯貴族たちに愛され続けたプチポワンの華やかさと輝きは

今も衰えることなく、現代にもその美しさを伝えてくれます。


プチポワンのモチーフは、宮廷社交、舞踏会、田園風景、植物など、多岐にわたります。


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気品ある優美さ、色彩の美しさ、優れた技巧、モチーフの美しさなど

たくさんの魅力を持つ芸術的刺繍、それがプチポワンなのです。


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現在、パンカーダのプチポワンアイテムは、このチェアのみ。

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