ヴァセリンガラス ② | 東京の高級アンティーク家具店パンカーダのブログ
2011-10-20 11:00:00

ヴァセリンガラス ②

テーマ:アンティーク豆知識

ガラスと思えぬ柔らかな風合いのヴァセリンガラス。


ヴァセリンガラスの繊細な質感は、微量のウランによるものです。


ウランは、放射線物質。

ガラス職人たちは命がけで美を追求し、

幻想的な輝きを創りだしていたことを考えると、
はかなげな蛍光がますます美しく見えます。


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ウランの特徴は、真っ暗闇の中で紫外線(ブラックライト)で照らすと、

緑色に怪しく輝き、蛍光を発すること。


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昔は紫外線ランプはなかったので、夜明け前の空が青色に変わるころ、

空に紫外線が満ちるため、そのときにヴァセリンガラスが蛍光を放ったそうです。


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ヴァセリンガラスの色はヴァセリン色(イエロー)が殆どですが、

レッド、ピンク、ブルー、グリーン、ブラウン(琥珀色)などもあり、

それらは稀少性が高く、イギリスでも高値で取引されています。


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ただ、紫外線で照らすと、ほとんどの色が緑色の蛍光を発します。


アンティークのヴァセリンガラスはウランが少し多めに

含まれているといわれており、アンティークならではの輝きがあります。


現在製造されているウラニウムガラスは含有量もごく微量ということです。


当店にもたくさんのヴァセリングラスシェードが

不思議で魅力的な輝きを放っていますが、

コンポートや一輪挿しなどもございますので、

ぜひ店頭でその美しさをご確認ください。


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