ガラスの製造法② | 東京の高級アンティーク家具店パンカーダのブログ
2010-11-08 11:00:00

ガラスの製造法②

テーマ:アンティークステンドグラス

近代に入るとガラス製造の技術は飛躍的に進歩します。


17世紀末頃に発明されたクラウン法が、

19世紀頃から板ガラス製法の中心となります。


従来に比べて平らで大きく、しかもより薄い板ガラスが作られるようになりました。


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さらに、18世紀後半に起こった産業革命は、

ガラス工業にも大きな革新をもたらしました。


例えば、蓄熱式加熱法の発明によって、容易に高温が得られるようになり、

ガラスを溶解する技術が発達します。


20世紀に入ると、ガラス製造に機械が導入されるようになります。
1902年、ラバース式機械吹き円筒法が発明されました。

以前よりも、円筒の直径と長さが大きくなり、

これから一定寸法に切り出して再加熱し、平坦に延ばせるようになりました。


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この機械吹き円筒法は普及しましたが、

後続の方式に比べて量産性やコスト面で課題が残る方法でした。


それに代わり、溶解ガラスから直接ガラスを引き上げて

成形するフルコール法(1901年、Fourcault)、

コルバーン法(1910年、Colburn)などの製造法が生まれ、

大量生産が可能になりました。


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さらに現在の型板ガラスや網入りガラスに用いられている

ロールアウト方式が出現します。


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20世紀、ガラス製造技術の進歩はめざましいものだったようです。


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ただ、機械製のガラスが、いかに便利で機能的であったとしても、

職人が作るアンティークガラスの美しさと味わいは

品質以上の価値があるように思えてなりません。


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