古艶(patina)とは? | 東京の高級アンティーク家具店パンカーダのブログ
2010-08-26 10:24:19

古艶(patina)とは?

テーマ:アンティーク豆知識

アンティーク家具を表現するときによく使われる言葉で、

古艶(patina)という用語が使われます。


patinaとは、ラテン語で「古さの持つ味わい」、

「時を経て刻まれた風合い」を意味します。


また、コンサイス・オックスフォード辞典では「古いブロンズの表面に

あらわれる緑青色の外被、もしくは木工工芸品に現れる、

年月により作り出される自然の光沢、特にその味わいゆえに装飾として

尊重されるもの」となっています。


ワックスのかかった生地木材は、長年こすったり、磨いたりされることで

深みや芳醇さ、色の柔らか味が増し、ブロンズのような艶が作り出されます。

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木材は自然の酸化とともに、摩擦やワックスがけが加えられることで、

表面に釉薬のような皮膜がつくりだされ、内部を密封すると同時に

表面が硬くなります。


アンティーク家具には、当時の空気や水分がそのままに保存され、

それに太陽光線が加わり、色合いに変化がおき、色彩は落ち着きが出て、

中庸の茶色から小麦色を経て、最も魅力的な灰色がかった黄金色に変化しています。



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古艶は木材によっても異なり、オーク材は、はじめは「鈍い中庸のグレー」、

それが「豊かな艶を伴った深みのある茶」に変化します。



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ウォールナット材は、「落ち着きのある黄色」がすばらしい深みを持った

「やわらかみのあるキャンディー色」に、そして「灰色がかった黄金色」へ変わります。


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永い年月が創りだす、すばらしい質感は、アンティーク家具ならではのもの。

ぜひその深い味わいを、インテリアに取り入れてみてはいかがでしょうか。

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