骨粗鬆症
骨強度の低下により、骨が脆くなり骨折しやすくなる疾患。
高齢者や閉経後の女性に好発する原発性とその他の要因の続発性とありますが当院でよく遭遇する原発性について触れたいと思います。
症状
腰背部痛、身長低下、脊柱後弯変形が上げられる。
特に多い骨折が
椎体圧迫骨折→軽い日常生活動作で受傷するこ とも。
大腿骨近位部骨折→転倒など。
これらの骨折は長期臥床が必要になるので、廃用症候群(筋力低下、認知障害、心肺機能低下)を合併する事が多いので特に注意⚠が必要です。
そして脊柱後弯や椎体圧潰が進行すると胸部圧迫による心肺機能低下や消化器疾患。
脊髄や神経根圧迫による遅発性の神経障害を引き起こす。
治療
食事療法・・・CaやCa吸収を促進するビタミンDの摂取。
運動療法・・・骨量は運動刺激により増加するので、適度な負荷を与える運動を行う。
例:ジョギングやウォーキング、筋トレなど
後は日頃から日光を浴びたり、タバコを吸う人は禁煙するなど生活習慣の見直しが大切です。
当院にも腰や背中、足が痛いと来院される方も多いので高齢者の方の施術をする際は特に気をつけています。
ただ食事、運動、睡眠に気をつけて規則正しい生活を送っていれば随分違うと思いますので、食事が偏っていたり運動、睡眠不足の方は意識して改善するようにしましょう。