石灰性腱炎(石灰沈着腱板炎) | まことの気になる事!

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整骨院で施術をしていて気になった事やお伝えしたい事は、もちろん日常生活で気になる事(筋トレやストレッチなど)身体の健康に関する事中心に投稿していければと思っております。

  石灰性腱炎とは?




腱板
病気がみえる11運動器・整形外科P110より抜粋
石灰(リン酸カルシウム)が付着することにより急性炎症を引き起こす。
※石灰は液状〜泥状〜粉末状(固形)に変化。
これが白血球によって貪食、吸収される過程で炎症が引き起こされる。

病気がみえる11運動器・整形外科P109より抜粋

原因
腱板の変性線維軟骨化生が生じ沈着するからと考えられています。
     ↓
カルシウムがレントゲン撮影で石灰沈着の所見を認めるのが特徴なので、石灰性腱炎の疑いがある場合はクリニックの受診を勧めています。

症状
突然生じる肩の激痛。そのためほとんど上肢を動かす事が出来ない。
夜間痛で眠れない。
治療は
石灰の穿刺吸引、ステロイド注入、肩峰下滑液包内への局所麻酔など整形外科的治療が大切なので、上記で述べたように疑いのある症状の場合は、クリニックに紹介しています。

ただ疼痛が軽減した後は温熱療法やリハビリ(筋緊張の緩和と筋力アップ)が大切です。
当院では運動指導もしていますので、気になる方は気軽にご相談ください。