内転筋断裂
内転筋とは・・・
太ももの内側にある筋肉のことで主に
股関節を屈曲、内転する作用がある。
内転筋断裂(肉離れ)は、主に股関節の伸展、外転強制により発生する。
負傷しやすい事例は
ボールをキックする動作
サイドステップなどの動作
足を後ろに上げる動作
などがあげられます。
これらの動作の多い、サッカーやアメリカンフットボール、ラグビー、体操や新体操の競技を行う人に内転筋断裂は好発します。
そして内転筋断裂(肉離れ)で最も損傷しやすいのは、長内転筋です。
主な症状は
①大腿内側から骨盤付着部にかけての腫脹と圧痛。
②股関節外転制限
③筋腹が腫瘤状に膨隆
などがあります。
施術として
まずは患部を圧迫固定し腫れを最小限にくい止める。
患部を冷やさないほうが良いという考えもありますが、私個人としては受傷直後に炎症が著明な場合は、アイシングをし炎症をコントロールします。
腫れがひいてきたら、筋拘縮を防ぐ目的で運動療法やマッサージを行います。
肉離れなど筋損傷は放置すると痛みが持続するので、痛みが出たら早めの来院をおすすめします。