内転筋断裂(肉離れ) | まことの気になる事!

まことの気になる事!

整骨院で施術をしていて気になった事やお伝えしたい事は、もちろん日常生活で気になる事(筋トレやストレッチなど)身体の健康に関する事中心に投稿していければと思っております。

内転筋断裂

 内転筋とは・・・



 太ももの内側にある筋肉のことで主に
股関節を屈曲、内転する作用がある。
 内転筋断裂(肉離れ)は、主に股関節の伸展、外転強制により発生する。

 負傷しやすい事例は
ボールをキックする動作
サイドステップなどの動作
足を後ろに上げる動作
 などがあげられます。 

これらの動作の多い、サッカーアメリカンフットボールラグビー体操新体操の競技を行う人に内転筋断裂は好発します。 

そして内転筋断裂(肉離れ)で最も損傷しやすいのは、長内転筋です。

ネッター解剖学アトラス原書第3版図474より抜粋

 主な症状は
大腿内側から骨盤付着部にかけての腫脹と圧痛。
股関節外転制限
筋腹が腫瘤状に膨隆
 などがあります。

施術として
まずは患部を圧迫固定し腫れを最小限にくい止める。

患部を冷やさないほうが良いという考えもありますが、私個人としては受傷直後炎症が著明な場合は、アイシングをし炎症をコントロールします。

腫れがひいてきたら、筋拘縮を防ぐ目的で運動療法やマッサージを行います。

肉離れなど筋損傷は放置すると痛みが持続するので、痛みが出たら早めの来院をおすすめします。