読者が見ているのは、発信内容だけじゃない。

一つ前の記事で

Soul therapist 花倉まりさんのブログの

おすすめ記事をご紹介しましたが、

それとは別に、

印象に残っている一節があります。

それは、

 

私が人生で何を大切にしてきたいのか？

何を感じ、何を体験する人生を

送っていきたいのか？

事業というものを通して、
どんな自分を生き、

どんなメッセージを届けていきたいのか？

そういった、自分自身の

「生き方」や「在り方」を明確にして、

それに沿って生きることこそが、

自分を飾らず、本来ありたい自分のまま、

事業に流れを生み出していく。

という文章。


すごく抽象度が高くて
簡単に落とし込める内容ではないですが
これは本質だと思います。

儲け方・稼ぎ方も大事だけど、

それ以前に人としてどう在りたいか？を

明確にしよう、ということですね。


なぜ自分の在り方が大事か？というと、
読み手は発信内容そのものだけでなく、
発信者の人間性や生き様を
行間から繊細に感じ取っているから です。


SNSやブログでの発信って、
いくらでも盛れますし演出もできます。

現実の自分とはかけ離れた「私」を
意図的に作り出すことができるんです。

でも、そういう発信って、
どこか＂違和感＂が匂うもので。

発信者が体験したことや

体現していることじゃないと、
どんなに立派なことを言っても

どこか説得力がない。

言葉だけが上滑りします。

今は情報感度が高い方が多いので
売るためだけの表面的な言葉なんて
すぐに伝わるんですよね。


きっと、

「良いこと言ってるけど、
　あんまり惹かれないな...。」

「この人が凄いのはわかったけど、
　お金を払おうとは思わないな。」

「なんとなく、嘘くさい。」

って感じてしまうんじゃないかな。


だからこそ、

・どんな自分で生きていきたいか？

・どんな価値観や信念でビジネスをするか？

・自分の言動を通して、どんなメッセージや

　価値を伝えていきたいか？

を自分なりに考えることが
大切なのだと思います。


別に立派じゃなくていいですし、
今の自分が完璧に体現できていなくていい。


今どんなに自信がなくても、
曖昧でざっくりしか言葉にできなくても、 
それでも考えてみること、なのですよね。