みなさまこんにちはヾ(@°▽°@)ノ
連日でブログが書けるとは、なんとも幸せなことです!!
仕事でひと山越えたので、数日間時間に余裕があるのです!! またベルばら読めるぞ!…とつかの間の至福の時を堪能中です(・∀・)
さて本日のタイトル「アンドレの記憶」。
アンドレの記憶のことではありません…。私のアンドレに対する記憶のことです(*゚ー゚)ゞ
以前もお話したとおり、ベルばらとは昨年25年ぶりに再会しました。
25年前の子どもの時、私の興味対象はマリー・アントワネットの人生でした。そして好きな男性キャラはルイ16世(笑) 一番読み込んだのはコミック第1巻。続きまして9巻の、オスカルが死んだあとです(・・。)ゞ
私はベルばらリアルタイムの世代ではありませんが、当時ベルばらを読んでいた方々のブログ等を拝見してみると、だいたいオスカルとアンドレの愛の物語に感動し、ベルばら7巻とか8巻とかを貪るように読んでいたのですね!…それに比べ、わたくし本当にオスカルすら印象に薄い有様(;´▽`A`` オスカルで覚えているシーンはほぼ、アントワネットの護衛の姿(笑) …で、アンドレに至ってはほぼ覚えていないのです(^o^;)
でも! 実は、ベルばら全巻の中、ワンシーンだけは印象に残っていたのです!それが…
8巻、ろうそくを前に「いちどでいいから契りたい…!」のアンドレ氏(笑)
当時子どもですから、契りの何たるやはまったく理解しておりません(*゚ー゚)ゞ 例の美しきベッドシーンに至っては、???…と平気で読み飛ばす始末Σ\( ̄ー ̄;) 興味無いことはスルー。その部分、わたくし小さいころから変わっておりません(^o^;)
でも、アンドレの契りたいって悶もんとしているシーン…、いやあ子どもながらに怖かったのです…気味が悪かったのです (((゜д゜;)))
見てください、背景黒です。誰かの人知れぬ心の闇に引きずられそうではありませんか(((゜д゜;)))
今だかつて、こんなに心の奥を生々しく描写した漫画があったでしょうか…。しかもローティーン向けの少女漫画ですよ!しかも、アンドレが悶もんと思っていること、性的なことですよ。思春期に入ったばかりの私には、それはそれは恐ろしかったものです(((゜д゜;)))
これだけ登場人物の心理を掘り下げ曝露するなんて…なんか、これ文学作品の域ですよね! わたくし、大学生のころから20代中ごろにかけて、遠藤周作の作品を読み漁っておりました…。遠藤周作、カトリック信者の作家さんで、宗教的テーマで書いておりますが、登場人物たちのドロドロとした人間としての心境がこれでもかというくらい書かれていて、それが面白かったものです (・∀・) 人間を美化せず、いろいろな部分が混とんと一人の人間に同時に存在することを描く。なんか、池田理代子さんの作品って、遠藤周作の人間ドラマに少し似ている気がします。人間とは、生きるとは、死ぬこととは? 愛とは?? 大変哲学的です。だからわたくしきっと、ベルばらに惹かれるのでしょうね (〃∇〃)
…て、かなり脱線しました(^o^;) アンドレ~、放置してすまん、あなたのお話でした(笑)
このシーンの何が怖いって、アンドレ表情が一切変わらず、冷静な風を装って、考えていることが激しいって…そのギャップたるや!! この直前だって、オスカルから明後日出動の知らせを聞いたシーンで、オスカルから落ち着いているって言われています。ほんと、悟りを開いた人のような落ち着きを醸し出しているアンドレ。しかし思っていることがオスカルとセックスしたいって…∑(゚Д゚) とにかくギャップ感半端ないでしょう!!
今なら受け入れられます…、人間とは多面的な生き物であるってわかってるから。でも子どもの頃、こわかったんだ~、このシーン!! 今日はそれが言いたかったのです(TωT) それだけです! ああ、長年のもやもやふっとんだぞ=(・ε・)
…でも、どうだろう…。もし自分の恋人が、自分に直接言わないで、真っ暗な部屋でろうそく前に、「契りたい…!」って、表情変えずに悶もんと考えてたら…やっぱり怖い(°д°;) 友達でも、声かけづらい…(゚_゚i)
やっぱり、怖いです、アンドレさんヽ(;´Д`)ノ
でも、一つだけ救いなこと(^_-)☆
今気づいたのですが、これ、オスカルとアンドレが結ばれる前日の夜(たぶんアンドレの就寝前)なんだよね。契りたいって思っている次の夜にはもう結ばれる二人。アンドレ、後1日の辛抱ですよ! 結構この後、あっさりと結ばれてるんだよね。よかったね、アンドレ!
愛の告白からこの日までだいたい2週間。まだまだ恋人としては日の浅い二人。かなわぬ恋に悩んだ月日は10年以上と長かったけど、愛を確かめ合って2週間でベッドインって、結構早い展開で悪くないんじゃない?(何の話??(笑)
アンドレ! ファイト!! ヘ(゚∀゚*)ノ
おしまい