マイルの失効が迫る中、どこか行けるところはないだろうかと探していた時に
見つけた11万マイルのヘルシンキ行き。
那覇空港から羽田空港往復はクラスJ。
羽田空港からヘルシンキ空港往復はビジネスクラス利用です。
お得なマイル数に思わずポチしてしまいました。
これで当分失効するマイルが無くなりました。
航空券の高騰と特典航空券の必要マイル数が大幅に上がり
2度と行くことはできないと思っていたヘルシンキ。
コロナ禍のブランクと60代半ばと年齢的にも海外一人旅が不安で、
これを最後のヘルシンキ一人旅にしようと思いましたが…
最後という思いで円安を気にせず存分に北欧雑貨を買い、
私にとっては高価なホテルに宿泊しました。
その分食費は切り詰め日本から食料持参し外食はしませんでした。
1日目
那覇から羽田へ
ヴィラフォンテーヌグランド羽田空港泊
2日目
羽田からヘルシンキへ
スカンディック グランド セントラル ヘルシンキ泊
◆移動
往路
JL 919(359)
那覇空港 19:00→羽田空港 21:15
JL047(789)
羽田空港 08:25→ヘルシンキ空港 14:49
機材変更のため約2時間のディレイで
羽田空港 10:35 →ヘルシンキ空港 16:50
復路
JL048(789)
ヘルシンキ空港 17:15→羽田空港 14:20
JL0923(767)
羽田空港 17:15→那覇空港 20:05
那覇空港⇔羽田空港クラスJ、羽田空港⇔ヘルシンキ空港ビジネスクラス
11万マイル 燃サ96050円
◆ホテル
スカンディック グランド セントラル ヘルシンキ 5泊
◆為替レート
1ユーロ≒\166
1日目
プリントアウトしたEチケットを持参してチェックイン。
那覇空港から羽田空港、羽田空港からヘルシンキ空港の2路線、
2枚のボーディングパスが発券されました。
機内預けの荷物は最終目的地のヘルシンキ空港でピックアップ。
羽田での1泊分の荷物を持って搭乗します。
海外特典航空券でも扱いは国内特典航空券と同じで
webでの予約便の出発3時間前のアップグレードができません。
カウンターで尋ねてみると最後の1席のファーストクラスを確保できました。
国際線扱いなのでアップグレード料金に消費税が付きません。
久々のダイアモンドプレミアラウンジ。
機内食が出るので食べてはいけないと思うもの、
見るとつい食べたくなります。
JL 919 機内食
小鉢
ザーサイとしらたきのペペロンチーノ
小鉢
ウニドウフ・オン・ザ・煮玉子
主菜
とだカレー
豚の三枚肉の煮込み
味噌汁
甘味
甘納豆チーズサンド
フィンランドのホテルにはスリッパがないことが多いので
使わなかったスリッパを持ち帰りました。
ヴィラフォンテーヌグランド羽田空港
夜着早朝発なので移動が楽なように空港隣接のホテルを選びました。
清潔ですがお部屋が狭い。寝るだけと思えば問題はないです。
ただ、エレベーターから部屋までとても遠い。
移動が楽なように空港隣接のホテルを選びましたが
部屋の位置にもよるのでしょうけれど、
ホテル内の移動は楽ではありません。
泉天空の湯に入り放題のプランでしたが、これまた遠い。
気持ちのよい温泉ではありましたが行くまでの距離を考えると
2回目はありませんでした。朝風呂にはいりたかった。
2日目
6時にホテルをチェックアウト。
両替をして、ボーディングパスはすでに持っているので
そのままセキュリティチェック、出国審査へ。
制限エリア内は大勢の人。
このところガランとした那覇空港国際線ターミナルが続いていたので
空港の活気のある雰囲気に気持ちが上がります。
新しくなってから初めてのサクララウンジ
機内食が楽しみなので食べるまいと思っていたもの、
このくらいなら大丈夫とつい食べてしまった
バナナクリームデニッシュとヨーグルト。
サクララウンジが混み始めたので
上階のサクララウンジ スカイビューに移動します。
7時のオープンと同時に移動したので空いています。
搭乗時間になり搭乗口へ行くと出発が遅れるとのアナウンス。
状況がわからないのでその場でしばらく待っていたもの
スタッフさんに尋ねてもいつ搭乗できるかわからないとのことで
いったんサクララウンジに戻ります。
サクララウンジ スカイビュー
さすがにおなかも空き、誘惑に負け食べ始めます。
こちらのバナナチップが美味しいです。
しばらくごはんが食べられないからと自分に言い訳しつつ
食べてしまったごはんと明太子とラッキョウ。
2時間10分遅れで出発。
私はヘルシンキまでなのでそれほど気になりませんでしたが、
乗り継ぎする方が多いヘルシンキ便です。
乗り継ぎの方たちはヤキモキしますよね。
約13時間の空の旅に出発します。
北極が見たかったので進行方向に向かって左側A列の席です。
↑こちら側なら見られるだろうと勝手に思い込んでいました。
CAさんに伺ったらどちらからでも見られるそうですが、
北極は真っ暗なので何も見えないとのことでした。
楽しみにしていた機内食の時間
オリーブとナッツから始まります。
アルコールNGなので冷茶・温茶をいただきます。
お肉が食べたかったので洋食をチョイス
オードブル
帆立、ホタルイカ、3種の海藻とキャビアのサラダ
桜のサワークリームとタンカンヴィネグレット
トロっとした帆立とプリっとした茹でたホタルイカ。
ほどよい酸味のヴイネグレットソース。
海藻のシャキシャキ感と香草の香が加わって美味しい。
メゾンカイザー特製ブレッド
柚子のパン
プチカンパーニュ
メインディッシュ
牛フィレ肉
赤ワインヴィネガーソースと
わさび漬け入りメートルドテルバター
薄味好きなので塩と胡椒と味と香りでいただくのが好きな肉料理。
ソースに埋もれている肉を見て大丈夫かな?
なんて思う気持ちは吹き飛び
シッカリ肉の味がする柔らかいフィレ肉をいただきました。
付け合わせの春野菜も美味しい。
デザート
抹茶ティラミス
東京西麻布「レフェルヴェソンス」生江史伸シェフ監修による献立
デザート抹茶ティラミス東京西麻布「レフェルヴェソンス」生江史伸シェフ監修による献立
『北極付近ではいったん暗くなり、運が良ければオーロラが見えるかもしれません。』と搭乗時にCAさんが教えてくれた通り
アラスカを超えた辺りでオーロラが見えました。
肉眼では雲のように見えたもの
写メを撮るとグリーンの帯のオーロラでした。
一寝入りして2回目の機内食。
-フミコの和食-
台の物
まながつおの味噌焼き
れんこんのカレー風味ポテトサラダ
ご飯
お椀
味噌汁(長葱、麩)
大根 昆布の佃煮 梅干し
狐野扶実子さん監修による献立
フィンランドに入りました
2019年頃の工事以来の初めての新しくなったヘルシンキ空港
降機してから入国審査場まで遠い。
入国審査場は誰もおらずアッという間に入国です。
新しくなった空港はすっかり変わり勝手がわかりません。
ディレイで気持ちが焦っていたので
空港の写真を撮るのを忘れ、キオスキでシムを買うのも忘れました。
サインボードに従いリングレールライン乗り場へ急ぎます。
リングレールライン乗り場
ホームのどちら側に乗ってもヘルシンキ中央駅に行かれます。
チケットはホームで購入します。
これはクレジットカード専用券売機。
ヘルシンキ中央駅までのシングルチケット
リングレールラインでヘルシンキ中央駅まで約30分
ヘルシンキ中央駅
4年半ぶりのヘルシンキ。
ここまで来るとヘルシンキに来た!という気持ちになりました。
コロナ禍には2度とヘルシンキには行かれないと思っていたので
嬉しさはひとしおです。
スカンディック グランド セントラル ヘルシンキ ホテル
かつて国鉄本社だった建物をリニューアルオープンしたホテルなので
駅舎から建物は続いていますが、ホテルの入口は外からになります。
ホテルホテルのエントランス前には階段がありました。
えっちらおっちら大きなスーツケースを引っ張り上げて
エントランスを入るとさらに階段。
大きなスーツケースに四苦八苦している私を見かけた
フィンランド人の若い女性が飛んできて
スーツケースを運んでくれました。kiitos!
不安と自分の力のなさに
海外一人旅の自信を失いかけていたところで出会えた
以前と変わらないフィンランド人の優しさ。
心に沁みました。
口コミでは混むと書かれていたレセプションの待ち人は一人だけ。
さほど待つことなくチェックイン。
各部屋のガラスの外扉がアクセントになった素敵な廊下。
レセプションで『ビューティフルなお部屋だから』と言われた通り
天井の高い素敵な部屋です。
おそらく広い部屋にアップグレードしてもらったのだと思います。
カテゴリーはクラシックダブル
このままゆっくりしていたかったけど
水が欲しくて近くのスーパーマーケットまで出かけます。
フィンランドの水道水は飲んでもOKなのですが、
念の為ミネラルウォーターを買いに行きます。
郵便局のKマーケットに行くと
ミネラルウォーターがとても高かったので
ソコスデパートの地下のSマーケットへ。
こちらの方が全般的にお安い気がします。
ミネラルウォーターとポテトサラダを買って帰ります。