2024.5.10 | 朱音聖子showko akane わたしの地球時間






長野に来てはじめて行った一番近いカフェが

すずめカフェでした。


あれから7年、 

涼子さんに出会えていなかったら

こんなにたくさんのお友達と出会えてなかったし、今のわたし達はなかったです。


思い出はつきなくて、ありすぎるのですが

7年という長く短い時間、

ほんとにたくさん助けていただいて

支えていただいて

いつも理解しようとしてくださって

感謝してもしきれないかけがえのない人です。


涼子さんはいつも、しょーこさんはアーティストだからいいの。と言ってくれて大目にみてくれて、わたしはいつもその言葉に救われて、絵を自由に描いてこれました。


アトリエの宙の陽の大家さんでもあるまささんと涼子さん。いただいたお気持ちが大きすぎて、言葉になりません。


みんなを大きな愛と優しい笑顔で包んでくれる涼子さん。

たくさんの方の人生にとって、かけがえのない存在だろうと思います。


5月7日、りょうこさんは天国にいかれました。

葬儀は本日無事に終わりました。

落ち着いたら、だんなさまのまささんがまたお線香をあげられる日を設けてくださるそうです。




4月末、いつかのようにふたりですずめカフェのソファに座り、ゆっくり過ごす時間がありました。

ふたりで美しい浅間山とたんぽぽが咲く春をながめていたら

『あ、しょうこちゃん、あそこに猿がいない?』と。

目が悪い私が一生懸命目を凝らしましたがわからなくて、『りょうこさん、わかんない』というと、『あ、しょうこちゃん、切り株かも』と。

ふたりで大笑い。

『薬のまなきゃ。』とキッチンに行こうとするりょうこさんを、

後ろから二人羽織のように支えながらふたりで重なってロボットのように歩き、

『こんな日がくるとはね』とまた大笑い。

『みんないつかはいくけれど、さみしいね』と私。

『うん』と涼子さん。


『また、遊びにきてね』と涼子さん。

『また、くるね』と私。


涼子さん、本当にありがとうです。

また、かならずね。