2週連続のベターホーム。
カツオの土佐造り
鮎の塩焼き
いつもはお魚をさばくのだけど、今日はさばきはなし。
その代わりに串打ちの練習。
カツオは放射線状に金串を打って、コンロでじかに炙っていきます。
土佐造り=焼き霜造り、とは
炙って氷水で急激に冷すことで表面だけ白くなり
霜が下りたように見えるため、こういう呼び名がついたとか。
今日は土佐造りでタタキではないです。
タタキとは、このあと薬味や調味料をカツオの周りにつけて
包丁でピタピタたたくんです。だからタタキ。
直火で焼くと脂がじゅじゅっとしたっておいしそうなのだけど、
終わったコンロを見ると、見事に脂まみれ。
おうちじゃあ無理だなぁ。やっぱりこれからもフライパンで作ろっと。
そして鮎。
鮎って寿命が1年なんですね。
海の近く、河口で生まれて春になると川を登って
秋になると川を下って、河口付近で産卵して一生を終えるとか。
それで年魚って呼ばれているそうです。
ごぞんじのとおり、ハラワタも食べれる鮎。
餌は藻だけなので、そのハラワタもいい香りがすることから
香魚とも呼ばれています。
今日は、その鮎にのぼり串を打ちます。
のぼり串とは、一尾の魚を塩焼きにするときに、
体をうねらせて串を打つこと。
おどり串、という打ち方もあるのですが
おどり串は頭と尾が上がるように打つやり方で海の魚に、
のぼり串は尾だけ上がるように打つやり方で川魚に用いられます。
串打ちした鮎は焦げ落ちるのを防ぐために
尾とヒレに化粧塩をしてグリルに。
串打ち、できた~~って思ったんだけど
いざ焼きあがると、あらら平面。。。。
もっと尾が皿から浮き上がってほしかったんだけど。
魚の曲げ方が足りなかったようです
むずかしいですねぇ。