今日は昨日につづいていい天気ですね。

 

みんななんのために生きてるの?

 

と聞かれました・・・

 

いい大学へ行って、就職しなきゃならないって、

そのために努力、努力って先生に言われて、

友達もみんなそう言うんだけど・・・・

学校へ行くのに満員電車に乗っていつも最悪だと思うのだけど、

大人はずっと満員電車に乗って会社へ行く・・・・

 

友達のお父さんが銀行に勤めていて、

毎日疲れ切って帰って来るそうで、

何が楽しくて生きているのか娘には理解できないそう・・・・

絶対銀行には就職しない方がいいよ

そう言っているとか・・・・

 

高校生たちに見えている世界・・・・

高校生たちに見せている世界・・・・

 

先生から言われるのは数字のこと、

成績という数字・・・・

点数がいつの間にか最大の目標になって、

点数という数字を稼いで、偏差値という数字で他人と比べて、

数字の高い大学を目指し、ランクという数字で比べて、

利益という数字の大きい会社へ、ランクという数字を持って入り、

お金という数字を増やすことに時間を費やす・・・・・

 

先生から毎日のように言われる数字は洗脳するツールのようだ・・・・

 

勉強するのは、幸せになりたいからじゃなかったのかな・・・・

知識を得る事、知ることは楽しい・・・・

知ることで世界が広がって行く・・・・

ほんとうは勉強するのは数字のためじゃない・・・・

数字は結果に過ぎない・・・・

 

お金は、生きていくのに便利なように考え出されたツールのひとつに過ぎない。

お金があれば便利だけど、それがあるだけでその人が幸せとは限らない。

 

就職?どれだけの人が社員として働いている?

どんな仕事だって、面白いこともあればつまらないこともある・・・・

生き方はひとつじゃない

100人いたら100人の生き方がある・・・・・

 

想像力が大事なんだな・・・・

 

生きる事、生活することへの想像力・・・・・

 

頭の中の理屈だけで物事を考えているといつの間にか、

命が思考から外れて行ってしまうことがある気がする

 

歴史を言葉で覚えて、その時の人々の心を想像できなければ、

データがインプットされているだけで、

ほんとうにその歴史を学んだことにはならないと思う・・・・

 

知ることは、感じることで

そこから想像することで生活を豊にすることになるのじゃなかろうか・・・

 

今日は稽古です。

「銀河鉄道の夜」

この列車に乗って来る人々を最初に創造した宮澤賢治・・・・

その言葉から想像を広げて、

紙に書かれた言葉に命が吹き込まれる・・・・・・

 

舞台の中で生活を始める人たち・・・・

 

ほんとうに求めていることは何か?

 

ほんとうのさいわいというのは何か?

想像して創造する・・・・

観客に伝えていけるように・・・・

観客が想像していけるように・・・・・

 

 

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ぜひお願いいたします。

 

 

そしてこちらもよろしくお願いいたします。