お世話になっている体育館で、袖幕などを実際に吊って稽古をしました
照明と衣裳は使いませんが、本番同様の稽古です。
そのために、まずは舞台の設営をします。
秋晴れの気持ちいいお天気だったので、仕込み日和でした
舞台の天井裏に上がって、袖幕などを吊るための細工をしたり、
開閉式の幕をセットするための仕掛けを仕込んだり、
音響のセットをしたり、
スマホで撮影したり、
マイクのチェックをしたり・・・?
色々な準備をして、いざ、稽古!
「注文の多い料理店」は、他の舞台に出演する丸本さんバージョンと、大復活の愛弓お姉さんバージョンがあるため、
今日は2st分の稽古です。
まずは「セロ弾きのゴーシュ」から。
実際の舞台上にはいない動物たちと、言葉をつかわずに動きだけで対話をしていく、桃子ゴーシュ。
“見えないもの”が見える、とても素敵な作品です。
「無い」は「有る」。
無いからこそ、想像力がそれ以上のものを生み出すのです。
そのために、私たち表現者は色々なことを考え、悩み、もっといい作品になるように試行錯誤を重ねています。
そして、「注文の多い料理店」」。
まずは、丸本紳士バージョン。
こちらの作品は、子どもも大人も思わず笑ってしまう作品です。
タイプの違う二つの作品を通して、楽しんでいただけるはずです
ダメ出しタイムで、もろもろの確認をします。
そして、ぱれっとランチ
照明の奥宮さん(中央)が、稽古を見に来てくださいました
気持ちを入れ替えて、愛弓紳士バージョン!
とても充実した稽古でした
短い時間に集中して2回ずつ通し稽古ができたことで、それぞれ自分の役の色々な発見ができたと思います。
それに、実際の体育館の舞台で練習ができたことは、何よりありがたいことです。
幕の扱い方など、通常の稽古ではできないことが練習できました。
お客様が気付かないかもしれない細かい点に気を遣うと、舞台全体の質が上がります。
だから今日のような稽古ができたことは、とても幸せでした。
そして、いよいよ10月1日に川崎市の下河原小学校で本番です!
下河原小学校の皆さんに、元気に会えることを楽しみにしています
おまけ
えんどぅchanが撮影してくれていたものを、YouTubeにアップしてみました