4月から始まったNHK教育テレビの新番組。
『スーパーフラワーレッスン 』
カトリーヌ・ミュレー(Catherine Muller)
フランスのトップフローリスト。
フランスの公立フローリスト養成学校テコマを首席で卒業、パリの名門フラワー・ブティックで頭角をあらわす。2000年カトリーヌがデザインした球体のブーケ『ブーケ・オートクチュール』が世界中から注目をあびる。以後毎年発表、いまやカトリーヌスタイルがパリのウエディングブーケの最新モードとなっている。
2005年、フラワー・スクール「カトリーヌ・ミュラー」をパリに開校。イギリス、アメリカはもとより日本、韓国などアジアからも受講者が訪れる。
パリのカリスマフローリスト、カトリーヌ・ミュレーさんによるフラワーレッスン番組です。
全編パリロケでパリの街の雰囲気を楽しみながら、カトリーヌさんの独特の感性と技術に
引きこまれるように見ています
ご覧になっている方も多いでしょうね~(^-^)
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先週の2回目の放送は、『心を贈るブーケ』 と題して「田園風プレゼントブーケ」を作るという内容でした。
現在のパリのトレンドである〝自然の草花の生命力を生かした" ブーケ。
花々に自然の雰囲気が出るように枝ものを加えたブーケです。
ブーケ作りで彼女はまず 「テーマを決めること」が大事 と言われていました。
テーマによって選ぶ花材や形が変わる。 それはそうなんだけど、アレンジって好きな花や色で決めがちですもんね。。。
これは「配色」=「色の組み合わせ」 の考え方と一緒。
「配色」もまずコンセプト(テーマ)が始めにありきで、そのイメージに合った色を選んでいく。
そして、選ぶ色、トーン、そして分量によってイメージも変わってきます。
今回のブーケでも、その「配色」がポイントになっています。
ポイント ☆ 目立つ色の組み合わせはバランスに注意 ☆
まずは 黄系のラナンキュラスやポピー、真赤のバラ2本。 鮮やかな色の組み合わせです。
でもどちらも色の主張が強いため、バランスがとりにくい。 赤のバラ2本というのが難しいんですね。。。
色のトーンを変えたり、他の色を加えるとまだバランスは取りやすくなると思います。
そこでカトリーヌさんは、赤のバラの代わりに オレンジのポピーをチョイス。
黄色×オレンジ は近い色(類似色といいます)で相性がいい配色です
共に元気で明るい印象を与える暖色なので、組み合わせるとさらにパワーアップします
この2色はバランスも取りやすく、まとまりやすい。
その分、色だけを見ると単調になりやすいので工夫も必要。
ということで・・・
・・・彼女は花の高さや向きを変えたり、枝ものを加えたりして「自然さ」を出していました。
ひとつの色に対して複数の花材を使ったり質感を変えたり、
アレンジの形を変えて変化を加えてみる。
ちょっとの工夫をすることで「調和感=おしゃれ感」が増すと思います
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3回目の放送、「恋人へのプレゼントブーケ」 にはどんな魔法がかけられるのでしょうか?
今晩が楽しみです
*「スーパーフラワーレッスン」 土曜 午後 9:30 ~ 9:54
NHK教育 金曜 午前 11:00 ~ 11:24 (再)