教室の生徒さんにエクササイズの
前に形や文字を書いてもらうことが
あります。今の状態を把握するためです。
みんな、綺麗に書こうと真剣に
取り組んでくれます。
鉛筆やクレヨンの持ち方が
不自然な子が多いので少し
手を添えようと手に触れると、
こぶしがカッチカチです。
とても強い力で握りしめています。
書くのが苦にならない方は
お分かりだと思いますが、
筆記具は軽い力で持ちますね。
ふわっと3本の指で三角を作って
その中に筆記具が収まります。
指先の感覚がまだ発達途上の人は
指先の微妙な力加減で支えると
いうことが感覚としてわかりにくい
ので、手の平の力で握りしめる、
あるいは中指を前に出して筆記具を
抑え込むということをしています。
手の平に不必要に力をいれなければ
ならないので、こぶしがカッチカチに
なるんですね。
仮に補助具で正しい形に直させたと
しても指先の感覚は育っていないままです。
指先の感覚を育てるにはその前の段階、
手首、ひじ、肩、体幹と戻っていって
どこから思い通りに動かせているのかを
確かめて、そこから働きかけるという
ことをしています。
その方が結局は近道だと実感しています。
10/17 (木)baby&kids festa inいこらもーる
(大阪府泉佐野市)に出展します。
ブレインジムカンパニー アイビーとして
言語・発達・学習相談を承ります。
公共機関や医療機関は
ちょっとしきいが高くて…
と思われている方、
気軽に相談できるチャンスですよー
10/17 baby&kids festa in いこらも〜る泉佐野